さてプログラミングのリハビリでIDEA*PADをツイッター対応させたサービスを作ってみました。まだ荒削りですが、一応動いているようなので見切り発車的に公開してみます(リリースしてからが本当の仕事だ、というポール・グレアムの言葉は偉大ですね!)。
名前は「weemo*(ウィーモ!)」です。今までの****padシリーズではないですが、語感がかわいいのでこれに決めちゃいました!(決まるまでの経緯は後述)
使い方は簡単で、ツイッターで認証したあとにメモを作って共有するだけです。共有する際には参加者のツイッターIDを追加した後に、URLを共有してください。
↑ こんな感じに編集していきます。シンプルにテキストだけね。
↑ 右側メニュー。こちらもきわめてシンプル。共有用のURL、@展開に加え、最新版を誰がいつ編集したか、共有している人がいつアクセスしたかがわかります。
↑ ホーム画面ではメモの一覧を見ることができます。
↑ ちなみに共有された人がアクセスするとこういう画面が出ます。
なお、基本的に性善説に基づいた設計になっており、参加者は誰もが追加・削除できるという鬼仕様ですw。迷ったのですが、そちらの方が便利かな、と思いますので仲良く使ってみてくださいね。
というわけでご利用は以下からどうぞ!
» weemo* – ツイッターユーザーのためのシンプルなメモ帳
■ weemoができるまで(裏話&謝辞)
ここからは裏話。
weemo開発のきっかけは昨年末。なんとなく「ツイッター認証のサービス作りたいなぁ」と思い始めOAuthを勉強しつつ、ツイッターの認証レベルざっくりすぎだなぁ、と思ったりしながら、まぁ、IDEA*PADのツイッター版でもつくるか、ということで着手しました。
ちなみにそうなると先発のMeityと思いっきりかぶるなぁ、と苦笑しつつ、でも作者も知っているし、なんとか許してもらおうとざっくりと組み始めます。コードはIDEA*PADからほぼ流用し、さくらのVPSを借りて放置していたものをひっぱりだして、github.comにコードを出し入れしながら開発開始です。
ただこのときにドメイン名がまったく決まっていませんでした。「やはりここは…pad.jpかなぁ」と思いつついろいろなドメインを試したのですが、なんともしっくりこない。しかもサービスの特性上、URLが短い方がいいに決まっている(ツイッターで共有されることを考えると)。
そこで「いやー、まいったよね−」なんてことをチャット友達のstarmix(スタミ)に打ち明けると「ちょっと考えて差し上げよう、うん」ということで数日後「weemoってどう?we+memoでweemo。wをひっくり返すとmになるのもポイント高いよね!」とかデザイナーっぽいことをいうので、その場でドメイン取得。
そこからは「ドメイン決めたのは君だからやはりロゴは君が作るべきだろう」「ついでにFaviconも作ってよ」「デザイナーだからこのページの色合いについてフィードバックをくれたまえ」とリクエストを投げまくりでなんとか完成に至ることができました。ありがとうございます。
ちなみに感謝を込めて彼女のブログなんかも紹介しておきまする。お見知りおきを。
» スタミフィルタァ
しかし今回はじめてデザイナーさんと一緒に何かを作りましたが、ゆるやかなプレッシャーがかかっていいですね。「もう出来たのですか?」「いつ出来るのですか?」「リリースはまだですか?」とオンラインになるたびに聞かれるので「オンライン状態を隠す」というスキルが高まりました。本当にありがとうございます。
それからMeity作者のF.Ko-jiにも一応許可をもらいました。Meityの方がなにかと高機能なのでweemo*がいまいち・・・という方は是非そちらをご利用ください。
» Meity.jp (メイティ) – TwitterのIDやリストで公開先を指定するメッセージ作成サービス
最後になりますが、クローズドベータ版をテストしてくれた皆様、ありがとうございました。
というわけでもしかしたらバグなんかが潜んでいるかもしれませんが、ご興味がある方はいじってみてくださいな。しばらくしたら技術的な背景やらなんやらもまとめてみたいと思います。
» weemo* – ツイッターユーザーのためのシンプルなメモ帳