『近未来テレビ会議』で「みんなのテレビ」について考えた

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さて「近未来テレビ会議」の勉強会レポートです。今回はSonyさんにご協力いただき、テレビはどうあるべきか、を考えました。プレゼンをしていただいたのはBRAVIA上で動くウィジェット「アプリキャスト」の企画・開発をされている岡本さん。なんというか・・・かなりぶっちゃけていましたねw。

以下、個人的に思ったことをポイントを絞ってご紹介。

  • デジタルテレビは進化したのか?
  • 「昔デジタルテレビの仕事ができるって聞いたときには『それはすごい!』とワクワクしたものでした。でも今になってみるとデジタルテレビは本当に進化したのか?という疑問があります」という話ではじまった岡本さんのプレゼン。。

    画質が綺麗になったとか、薄型になったとかの違いは確かに大きいですが、機能としては受信機でしかないのでは?という疑問をもたれているようです。

    そこで彼らのが打ち出したのが「みんなのテレビ」というコンセプト。自分たちで究極までカスタマイズできるテレビ、そしてそのカスタマイズしたものを友達と共有できる、といった方向を目指されているようです。

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    ↑ 岡本さんが打ち出している「みんなのテレビ」のコンセプト。

  • アプリキャストの可能性
  • 岡本さんいわく、「今のところ、残念なほど知られていないのですが・・・」というアプリキャスト。BRAVIA上で動くウィジェットで、画面右側に自分で選んだパネルを置くことができます。天気予報やエキサイトコネタニュース、RSSリーダー(自分で好きなコンテンツを指定可能)などをテレビ画面と一緒に表示させておくことができます。

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    ↑ アプリキャストの例。ネットから写真をアップするとここに写真を表示できます。おじいちゃんの家のテレビに設定しておいて、孫の写真を配信、といったこともできます。

    ちなみにアプリキャストの一覧はこちらからも見る事ができます。順次追加中とのこと。

    » アプリキャスト | 液晶テレビ BRAVIA 〈ブラビア〉 | ソニー

    ただ、これはこれで便利ですが、実はまだまだやりたいことがあるのです・・・という岡本さん。

  • アプリキャストのオープン化
  • 現在開発中なのはアプリキャストのSDK。現在のところ法人にしか開放されていないアプリキャストの開発環境を個人にも提供するという試みらしいです。

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    ↑ 初公開されたSDKの画面。これはBRAVIAのエミュレータ。Windows上でアプリキャストが動作します。

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    ↑ 実際の動作確認画面。左側にはメモリマップとデバッグ用のメッセージ。

    こうなると自分で作ったアプリを日本中のBRAVIAで動かせたり(審査が必要ですが)、もしくはそのようにしつ作ったプログラムを何らかの方法で他の人に渡したり、といったことが可能になるようです。

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    ↑ 社内コンテストで作ってみたアプリの例。テレビを見ながら運動ができるアプリですw。

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    ↑ アプリキャストでは実はフルスクリーンのアプリも作れるようです。将来もみこしてこのような機能も搭載しているとのこと。

    i-modeも「勝手サイト」が出てきてもりあがったように「勝手アプリ」みたいなのが出てくるのでは・・・という可能性もありますね。

    ちなみにご興味のある方は下記サイトを覗いてみてください。まだ準備中ですが、いずれ個人向けのSDKも配布予定らしいです。

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    » アプリキャスト | 液晶テレビ BRAVIA 〈ブラビア〉 | ソニー

  • ただ、問題は山積み
  • 岡本さんいわく、「一エンジニアとしては技術的にやれるところまではやりたい」とのこと。ただし、そこにはいろいろな問題があることも事実です。技術的にはテレビからいろいろな情報を取ることもできそうなのですが、そうなるとそれはそれでいろいろな問題が出てきます。そうした問題はちゃんと手続きを踏んで解決しつつも、生活者が望んでいるようなテレビをつくりたい、という話で岡本さんのプレゼンが終わりました。

その後は全員会議。みんなが考えているテレビへの不満をもとにアイディアを出してもらいました。「テレビを見ている間に寝てしまう」「視聴率って・・・」「自分もテレビに出たい」「見たい番組を見逃してしまう」などなど、なーるほど、というアイディアがたくさん出ました。

いつも思うのですが、こうした会議はやっぱり楽しいですね。会議形式のイベントはだいぶ前からやっていて、何度か新機軸を試そうとしたのですが、結局この形式に戻ってきてしまいますw。毎回参加されている方には飽きられないように細かい工夫をしていきたいところですが、基本路線はやっぱりこれからもこれでいきたいと思います。

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↑ 休憩時間には直接Sonyのエンジニアと対話できる時間を持ちました。

■ 参加者のブログ

参加された方のブログへのリンク張っておきますね。見つけ次第、順次追加していきます。

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