クオリティ、という言葉の弊害

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以前、戦略論のマイケル・ポーター教授の講義をきいたことがある。

そこで印象に残った彼の言葉。

「クオリティ、という言葉はなるべく使わないようにしている。」

これは生徒が「だけど、○○社はクオリティがいいし・・」といった議論をしているときだったと記憶している。

その「クオリティ」という言葉をとらえて「クオリティと言うが、それは具体的には何だ?」と突っ込んでいるポーター教授が印象的だった。

クオリティ、という言葉は便利だが、厳密に定義しないとあとで後悔することが多い、と個人的に感じている。

そこで言っているクオリティは開発スピードなのか、デザインセンスなのか(これまた定義が難しいが)、コストパフォーマンスなのか。

ミーティングで「クオリティ」という言葉が出てきたら要注意、である。「む?具体的には何のクオリティ?」と聞いてあげると吉かもです。

というわけでビジネスシーンでは「クオリティ」という言葉があまり好きではないのですが、2chスレまとめサイトなどを見ていて出てくる「クオリティ」という言葉は好きだ、という話は完全に蛇足です。

あとこれまた蛇足ですが、「Quality」は「Quwality」(くわりてぃ)と発音するとネイティブっぽいですよ。

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0 Comments

  1. 自分が思うクオリティは
    デザインセンス・納期厳守(スピード)・迅速なサポート・安定(仕事に波がない)
    といったところですかね。一つでも欠けるとクオリティに欠けるという判断かと思います。

  2. クオリティとは製品やサービスの品質(例「音がいい」)のことですから、少なくとも「開発スピード」や「コスト」は、クオリティの範疇には入らないと思います。

  3. >>akkun
    品質が同じで「開発スピード」が早かったら?
    品質が同じで「コスト」が安かったら?
    クオリティが高いことになるでしょ?

    と、言うように「クオリティという言葉は人によって解釈が違うよ」というのが本文ですね

  4. 知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ

    教職論(2006年度)で紹介されていたので購入した。 自分で何かを考えることはあるだろうか。また、考えているつもりでも、それは「本当に」自分の考えなのだ…

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