【書評】 強いチームはオフィスを捨てる

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2014 02 08 13 49 22

「仕事に集中したいとき、あなたはどこに行きますか?」

著者のJasonがまわりの人にそう聴いて回ってわかったことが一つあります。それは「オフィスだよ、と答えた人がほぼいなかった」という事実です。

ほとんどの人は「カフェだよ」「家だね」と答えたり、オフィスと答えた人でも「でも深夜か早朝、誰もいないとき」と条件を付けたそうです。

しかし企業はお金をかけてオフィスを構えて、そこに人を押し込めようとします。その結果がこれっておかしくない?というのが本書のテーマです。

オフィスは人々の時間を細切れにしてしまいます。

単純作業ならいいのですが、クリエイティブな仕事にはまとまった時間がどうしても必要です。そうした仕事に関わる人なら(最近だと多くの人がそうですよね)、自分のペースで仕事ができる、「どこか別の場所」の方が効率がよいはずです。

著者の会社では、創業時からずっとリモートワークを実践しています。その結果、ビジネスはうまくいっているし、働いている人もハッピーです。

うまくいくリモートワークとはどういうものか?そのヒントが本書には詰まっています。個人的に参考になった点をいくつかピックアップしておきましょう。

  • 緊急性に応じてコミュニケーションチャネルを変えよう。緊急じゃないものはメール、ちょっと急ぐものはチャット、すごく急ぐものは電話、と分けること。そうすればメッセージを受ける人は自分のペースで仕事を続けることができます。
  • オープンソースの活動から学ぼう。Linuxなどの膨大なコードはほとんど顔を合わせたことがない人たちが作り上げているプロダクトです。リモートじゃたいした仕事ができない、という人の反論としてもっとも適している事例です。
  • 仕事以外の誘惑を感じたら「何かがおかしい!」と考えよう。誘惑に負けるぐらいつまらない仕事をやってはいないか、もっとやりがいのある仕事にできないか、を考えよう。あなたが誘惑に負ける時は、他の人も仕事が退屈だと思っているはずだ。
  • ミーティングはなるべく避けよう。1時間のミーティングに5人参加していたら、それは5時間のミーティングなのだ。

著者はTEDにも登壇していますね。こちらもご参考までに。

↑ 15分ほどの映像です。

本はこちら。図版も多いのでさらりと読めますよ。

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強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」
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