【書評】 マラソン中毒者(ジャンキー)

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2013 09 28 17 03 11

以前、著者の小野さんとお会いする機会があり、「会う前には検索するのが礼儀」と常々思っているので小野さんのランナーブログを読み始めたらどうにも止まらなくて結局徹夜してお会いしたことがありました(まじでw)。

そのブログをもとにまとめたのが今回の「マラソン中毒者(ジャンキー)」です。ちなみに彼のブログはこちらね。

» 今日、かけがえのない一日を刻めたかい – 小野 裕史のブログ | 北極・南極・砂漠マラソン世界一ランナーのマラソン中毒者、インフィニティ・ベンチャーズ小野裕史のブログ集

まったくの運動習慣ゼロから35歳にしてランニングをはじめ、フルマラソンにエントリーしまくり、国内では満足しきれなくて、砂漠で250km走ったり、北極や南極で100km走ったりと、完全になにかがおかしいです(褒め言葉)。

普通の人は砂漠や南極を走ったりしないので、そうした極限的なレースがどう開催されるのか、またそこに参加する人たちはどういう人で何を考えているのか、を垣間見ることができます。

個人的にもよく走るので、「そうか、やっぱり100km走るのは辛いのかw」「こんなことを考えながら走っているのか・・・参考になる!」といった具合にとてもおもしろかったのですが、運動されない方でも「世の中に実在する変態イベント(またしても褒め言葉)とその仲間たち」のエピソードはとっても刺激的で、元気が出てくるのでおすすめですw。

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あとせっかくなので、いくつか本を読みながら考えたことなどをつらつらと・・・。

■ 目標体質

友人のうち、「この人はアクティブだなぁ」という人と話していると、「これやってみたい!」から「じゃ、目標はこうだ!」までの思考速度が0.1秒以下だなぁ、と常々感じます。

本書を読んでいるとわかりますが、小野さんもこのタイプとお見受けしました。彼がナチュラルに実践しているのはモチベーション理論などでよく言われることですが、その流れがとっても自然だし、速いです。

僕自身はなにかと先読みしちゃうので「極限マラソン、おもしろそう!」と思っても、やるべきじゃない理由をいくらでもあげられるので躊躇しまくりなことが多いです汗。

彼自身はとにかくアクションを起こすスピードが速くて、本人も「ノータイムポチリ」と呼んでいますが、「マラソンの募集ページを見ていたら、なぜか申し込みが完了していたw」という習慣が完全に身についているようです。

巻末で彼も言っていますが、こうして「気持ちのアンテナが指し示す方向にとりあえず舵を切ってみる」と、少し前まではまったく不可能だと思われたことがたしかに可能になっているのかもしれません。

昔、友人に「自分が今出来ることだけ続けていたらどうなると思う?」とよく聞かれましたが(そういえばこういう質問もあったな・・・)、人生を楽しむにはやりたいことを素直に行動に移すのが一番ですね。

小野さんの場合、やっぱりそれでも少しエクストリームかと思うのですが、本書を読んでいると「いいや、この方向に突っ込もう!」と思える勇気をもらえるかと思います。

なお、個人的には本書を読んでいる時に友達からトレランのお誘いがあり、ノータイムポチリとまではいかなかったのですが、勇気を出して参加を決めてみました。初めてのトレランで30kmとかちょっとつらい感じですが、トレラン関係の本を買い集めたりしてすでにとても楽しいです。やっぱり行動あるのみですな。

■ push the envelope

英語の慣用句で好きなものに「push the envelope(限界に挑む)」というものがあります。

今回、この本を読んだ目的の一つは「走る人が速い人はどんなことを考えながら走っているのだろう?」を解明することだったのですが、小野さんの場合は「自分に負けないこと」をひたすらに実践、というものでした。

「あそこまでは行こう」
「もうちょっと、あと一歩」
「ここを乗り越えたら楽になる」
「身体に残っている力をとにかく出しきる」

本書中にも紹介されていますが、距離の長いマラソンで強いのは高齢の方だったりします。体力的には若い人にはかなわないのにおじいちゃん&おばあちゃんランナーが強いのは「心が強いから」なのです(そういえば僕も終盤でよく抜かれましたね・・・)。

自分の限界を超えて一歩でも先にいく、強いランナーは「push the envelope」しまくりだなぁ、と、ふとこの慣用句を思い出したのでなんとなく紹介しておきます。こうした言葉がいざというときに勇気をくれることもありますからね・・・。


という感じなので日常に刺激を求めるすべての人におすすめしておきます!

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