【書評】 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

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↑ Kindleづいているなぁ、最近。

いまさらながら読了。700ページもあるので躊躇していたのですが、読み始めたら一気でした。

読者対象は格闘技好きな方に限られるような気もしますが、「最強の柔道家」である木村政彦がどう生まれたのか、日本の歴史に沿って学ぶことができて、日本人としてとても勉強になりました。

たまには箇条書きで感想などを。

  • 恥ずかしながら、本を購入する前まで木村政彦を知りませんでした・・・。とんでもなく強いですね、この人。
  • 昔は「天覧試合」なるものがあったのですね。天下一武道会みたいですごい。現代でもやればいいのに。
  • よくマンガなどで出てくる高専柔道ですが、やっぱり強かったのですね。研究の仕方がすごすぎる。今でも存続していれば間違いなく総合格闘技的な活躍をしていたのでしょう。
  • 力道山って戦後のスーパースター!みたいなイメージがあったのですが、全然違いました・・・。いろいろと問題のある方だったのですね。
  • 極真空手の創始者、大山倍達さんのエピソードも知ることができてとても勉強になりました。そうだったのか、極真空手。
  • 木村政彦とエリオ・グレイシーの試合すごい。エリオは絞められて耳から出血したり、腕を折られたりしてもまだ戦おうとしていて、その闘志にはすさまじいものを感じました。そして木村の柔道試合の映像が残っているのはこれだけですが、素人から見ても余裕の試合運びで本当に強かったのだな、と感じました。
  • 一方、力道山との試合は完全にプロレスでなんだかちょっと悲しくなりました。この試合の真相は今でも謎ですが、途中で力道山がキレて木村政彦がボコボコにされる、というもので実にショッキングです。
  • その後、力道山が刺されて死亡し、木村政彦は柔道の道に戻り、拓殖大学を優勝に導きます。オリンピックに向けて世界の強豪選手と練習をするのですが、すでに晩年なのに木村政彦が強すぎる・・・。やはり柔道の世界で君臨していて欲しかったな、と思います。

ちなみにエリオ・グレイシーとの試合はこちら。

↑ 4分ほどの映像です。寝技強すぎ。

そして力道山との試合。

↑ 11分ほどの映像。いろいろとても悲しい。

あと一応Wikipedia。

» 木村政彦 – Wikipedia

なお、本書は木村政彦よりの取材を緻密に積み重ねたノンフィクションで、読み応えありまくりです。最後のエピソードは本当かなぁ・・・と思わないでもないですが、格闘マンガ顔負けの「鬼の木村」について知りたい方は是非どうぞ。

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木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか
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