【旅行記】 初インドでコルカタ(カルカッタ)に行ってきたよ、のだらだら日記

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「毎年、行ったことのない国へ行く」というのが個人的な目標です。今年はバンコクに行くついでにコルカタまで足を伸ばしてみることにしました。昔から行きたかったような、行きたくなかったような国、インドに初入国です。なお、日程は2泊3日です。

以下、だらだらと日記風に続きますのでご興味のない方はスルーにてお願いいたします。とんでもなく長文なのでお時間のあるときにどうぞ。

■ バンコクからコルカタへ

バンコクからコルカタへはアジアの格安航空会社、AirAsiaで行くことに。マレーシアが強力にバックアップするこのイケイケ企業はよく使います。値段が安いのが魅力ですが、「ちょっとぐらい遅れても気にしない」「客が集まらなかったらまるごと全員次の便に振り替える」というオレオレさにしびれます(実際、遅れたことはあまりなかったりしますが)。

チケットは日本にいるときにネットで購入済み。片道だいたい1万円ぐらいというお手軽さです。E-チケットなので印刷してパスポートと一緒に突っ込んでおきます。

バンコクは最近、空港まで電車が通るようになったのですごく便利。Asokの近くのマッカサンという駅から空港直通でなんと15分(車でいくと40分ぐらいかかります)。着いたらエレベータで出国ロビーまであがってチェックイン、出国審査を受けてターミナルで待ちます。ちなみに空港のインフォメーションセンターにいくと無料のWiFiアクセス(なぜか15分だけですが)がもらえるのでそれももらっておきます。出発までに軽くメールチェックしたりツイッターなんかしたりして暇をつぶします。なんというか、便利な世の中になりましたよね。

バンコクからコルカタへの飛行時間はだいたい2:30ほど。前日、いつものごとく遅くまで呑んでいたのでうつらうつらしていたらさくっと到着。初インドの印象は「思ったより暑くない」といったところでしょうか。さすがに2月だと過ごしやすいです。夏に来たら大変だったろうな、とは思いますが。

ちなみに今回の荷物は最小限。なんとバックパック一つ、着替えは下着のみという軽装です。Tシャツとか全然着替えるつもりなしです。どうしても必要だったら現地調達だ、ぐらいの気持ちでいくことにしました。

■ 空港から市内へ

さて空港に到着してからが大変です。入国審査などは問題なく終えたのですが、まず現金がありません。両替でもいいのですが、やぶれたお札を渡されたとかトラブルの匂いがするのでATMを使うことにします。とりあえずターミナルに出て銀行を探します。ところが思っていたより「あれ、コルカタでも田舎?IT大国じゃなかったっけ?」という状態で、空港にはまったく何もありません(ムンバイとかはかなり進んでいるらしいですね)。「ATMはどこだ?」と聞くと「国内線ターミナルだ、あっちあっち」と指さしてくれますが、それっぽい案内もなくてプチ途方にくれる状態。

まぁ、それもいいか、とてくてく歩き始めるとおよそ国内線ターミナルではないところに銀行の看板を発見。「おっと、そうかも!」と思って近づいてみるとビンゴ!無事に500ルピーほどを下ろしてタクシーをつかまえることにします。なお、市内へはタクシーでDum Dum駅までいってそこから地下鉄に乗ることにしました。「地球の歩き方」によると「Dum Dum駅までタクシーで100ルピー程度」とありますが、「100ルピーでどうだ?」というとだいたい肩をすくめて走り去って行ってしまいます。彼らが最初に提示してくるのがだいたい200ルピー、ちょっと粘ると180ルピーから160ルピーになることがわかったので、150ルピーで行ってくれるタクシーを探すことにします。ちなみに1ルピーは約2円なので、ここではだいたい100円程度をどう値切るかという(日本円的には)ちっちゃい話ではあります。

さてそうこうしているうちに「しょうがないなぁ・・・じゃ、150ルピーで」という気弱そうな青年が見つかります。しかし、「では、よろしく」と乗り込んで1分もしないうちに「いや、警察に20ルピー払わないといけない、だから170ルピーになる」と言われます。(あぁ、そうくる?)と思いつつも、ここは毅然とした態度でいくべきだと判断、「150って言ったではないか、だったらいい。もう降りる」と言い放ちつつ、ドアをがつんと開けます(走行中だったので良い子は真似しないようにね)。すると青年があわてて「わかった、わかった、150でいい!」と折れてくれたのでそのまま乗ることにしました。

↑ 街の様子。基本的にクラクションなりまくり。

またその時点で100ルピー札しか持っていないことに気づきました。いかん、このままでは降りるときに「50ルピーのおつりなんかないよ」と言われる可能性があるのでは、と思いつき、「君、お釣りはあるのか?俺は100ルピー札しかないから50ルピーのお釣りが必要だぞ」と彼に言いました。すると彼は「あぁ・・・うん」となんとも気のない返事。この時点でなんかもう、100円だし、別にいいや、という気になっていたのですが、あとは成り行きにまかせることにします。

初めてのコルカタをタクシーから眺めているととにかく「思ったより田舎だなぁ」と思うことしきり。バンコクが発展しすぎているのもありますが、「インドの中でも大都市」と聞いていたコルカタだとしても「うむ、こんな感じかな」という印象を受けました。デリーとかはもっと都会なんでしょうかね・・・。それから渋滞がひどい。運転も基本的にめちゃくちゃで、がっつり横入りは当たり前、クラクションを連打しながらぎりぎりの走行で街中を抜けていきます。

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↑ こんな雰囲気。

走り始めて15分ほどしたところでガソリンがなくなったのでガソリンスタンドに寄ることに。「お、ひょっとしたガス代も請求されるかも?」と思っていたのですが、そんなことはなくて、彼は律儀に50ルピーのお釣りをつくるために両替までしているようです。インドでは最初にだまされる、と言われつつも、あれ、良い奴かも?と思い始めます。

そこからさらに15分、ようやく駅に到着。200ルピーを渡して50ルピーを請求するとすんなり渡してくれました。自分だったらなんとかごねて200ルピーとるのになぁ、と思いながらドアに手をかけると彼が最後に「10ルピー、Sir・・・」と蚊が鳴くような声でお願いしてきます。これはかわいそうだなぁ、と思ったのは一瞬で、「Sorry」と言い放って駅に向かいます。

Dum Dum駅はもう、なんというか、ザ・インドというか、列車からはみでるように人があふれているわ、ホーム間の移動は線路を歩いてつっきるわ、でかなりのフリーダムっぷりを発揮しています。ただ、そういう列車は地上線の話。今回市内に向かうのは地下鉄なのでなんとか切符売り場を探します。案の定、えらい行列でしたが、10分ほど並んで切符を入手。地下におりて電車に乗り込みます。こちらはうってかわって綺麗な列車で、エアコンもきいていて快適です。

それからしばらく地下鉄を観察していたのですが、おもしろいのは車両なかほどの座席が女性専用になっている点です。どの車両にいってもまんなかあたりは女性ばかりだなぁ、と思っていたのですがちゃんと「LADIES」と書いてありました。日本で言う優先座席みたいな感じですかね。真ん中のかなりのスペースが女性だらけになるのはなかなかインパクトがあります。

あとはドアが閉まるのが速すぎるwwのも気になりました。これ、はさまれたらしゃれにならないよ?というぐらいの勢いで閉まります。ドアの近くに立っていたのですが、これは注意しておかねば、と気を引き締め直します。

そのあと20分ぐらいは列車に揺られて市内に向かうのですが、隣に座っていた女の子がかわいすぎてしばらく退屈せずにすみました。正直、まわりはインド人ばかりで、僕だけがあきらかに浮いています。彼女にしてみたら珍しかったのでしょうか、かなりガン見してきます。インド人の女の子は目が大きくてまつげも長くて、おしゃまな子はすでにピアスをあけているので上目遣いにじっと見つめられるとちょいとドキドキしてしまいます(← おかしいw)。しかしあまりにも見られるので、タイで鍛え上げた「微笑み返し」をくらわせることにしますw。口の端をあげてにこっとしながら見つめると、彼女は一瞬、目を大きく見開いてから、満面の笑みを見せてくれました。なんぞこの破壊力w。撃沈したのは僕の方でした・・・さて、楽しくなってきましたよ。

■ 市内からホテルへ

さてインドの女の子にどぎまぎしている間に列車はホテルの最寄り駅へ。いつもの悪い癖で「だいたいこっちだろ」と地図もプリントアウトせずに向かったのですが、歩いているうちにさくっと見つかりました。ただ、歩いているときにインド人の青年に話しかけられました。「お、これはツアーの斡旋でもされちゃうかな?」と思ったのでなるべく警戒しながら会話を進めます。「ナマステー、君は中国人?」「いや、日本だ」「名前は?」「ケン(だいたい外国行くときはこんな偽名で)」「僕の名前は○○。コルカタには何日いるんだい?」「1週間か、2週間。ビジネスで来たんで明日のミーティング次第だな(まったくの嘘ですが、2日とか正直に答えるとツアーの斡旋をされてしまうため)」「へー、そうなんだ」「あ、わるい。ここでちょっと分かれるわ」「あ、そう?じゃ、俺もこっちなんでまたね!」拍子抜けするぐらいにあっさりひきさがった彼に驚きながらもホテルにチェックインすることにします。

ホテルで簡単な手続きをすませて部屋に入ると、狭いながらも快適そうなベッドとバスルームを見てすこし安心します。お水も用意されていますし、タイなんかでよくみるウォッシュレットというか、ホースみたいなのもあります。これならおなかをこわしてもなんとか大丈夫そうです。そして次にチェックすべきはやはりインターネット。部屋にはそれっぽいソケットがないし、無線もとんでいないようなのでフロントで聞いてみます。「あぁ、敷地内にあるあのカフェで使ってくれ。もちろん無料だ」とのこと。おぉ、それはナイス!と思いつつ、早速MacBook Airで試してみると問題なくつながります。しかも「あれ、全然遅くないや」ということでかなりテンションがあがってきました。カフェもなかなか落ち着いた作りで、PCを広げると「コーヒーなどいかがですか?」と聞いてくれるという親切さ。一発でこのホテルが気に入りました。

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↑ ホテル横のカフェ。ここでネットがつながります。

ただ、ちょっと困ったのがセーフティボックス。部屋を見てみるとそれがないのでフロントに聞いてみると「クローゼットにあるだろ?」と言われます。しかし部屋に戻ってクローゼットをあけてもそんなものは存在しない。そこらへんにいたスタッフをつかまえて問い詰めてみると「あぁ、ないね。新しいの持ってくるよ」と言われます。そしてようやく持ってきてくれたのですが、セーフティボックスが持ち歩けたら意味なくね?と思いつつ、そこはまぁ、いいかと妥協することにします。

■ コルカタ市内を散策

部屋について落ち着いたところでとりあえず市内を散策します。手持ちの350ルピーだけだとなんだか心細かったのでまずはATMを見つけます。ひとしきり歩いてニューマーケット(アメ横みたいなところ)近くのATMにて無事引き落とし完了。そのままニューマーケットにずんずん入っていきます。途中、「何を探しているんだ?」と人がわんさか寄ってきますが、クールな顔でガン無視するのが吉だと思います。

ニューマーケットはそれなりにいろいろお店があって見ているだけでも楽しいのですが(普通にセクシーな女性下着が屋台で売られているがどういうことだ?)、なかでも強烈だったのが、中心部にある肉市場。なんとも異様な匂いをはなっているのですぐわかります・・・生肉、血、糞尿などが入り乱れた「死」の匂い・・・のような気がします。そのときちょうど空腹だったのですが、一気に食欲がうせちゃいましたよ・・・。そこでは羊や鳥などが豪快にさばかれていて、羊の頭がごろごろ転がっていてさすがに目を背けてしまったり・・・。しかし生活に必要なのでしょうがないですよね・・・。

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↑ 肉市場。いろいろ強烈でした・・・。

すこし顔をしかめながら肉市場をあとにしてさらに市内をずんずん進みます。目的は「映画館を見つけること」。今回の旅の目的の一つは「インドで映画を見ること」です。インドの大衆娯楽と言えば映画。言葉がわかるかわかりませんが、やはり見ておくべきでしょう。しばらく歩くといかにもな映画館を発見。あきらかにランボーのパクリだろ、というポスターに苦笑しつつ、上映時間をチェックします。その時点で15:30、次回上映が18:00だったので今見るのは断念。他にも映画館ないかな、と思いつつぶらぶらします。もう面倒なので人に聞くと「そっちにボリウッドの映画館がある」とのこと。ハリウッドのインド版ということで西洋的な映画が上映されているようです。なお、料金は席によって違いますが、20ルピーから80ルピー程度です。100円もしないぐらいで映画が見れるのはちょっとうれしい。

そうこうしているうちにさすがにおなかが空いてきたので適当なレストランを探します。屋台はたくさんあるのですが、さきほどの肉市場を見たあとでもあり、なんとなく衛生的なところがないかな、とあたりを見回します。そして見つけたのが「BAR & RESTAURANT」という看板。どうやらインドではお酒を出してくれるお店は2重ドアになっているようです。セキュリティのおじさんにドアをあけてもらうと薄暗いながらも衛生的なお店です。現地の人ばかりだったので安心して席をとります。メニューを見ると120ルピーぐらいの料理がずらりと。チキンケバブとローカルなビールを頼んで店内にあるテレビで流れているクリケットをぼんやり観戦します。クリケットは国民的なスポーツらしく、どこにいってもみんなが見ているのが印象的でした。

そうしているうちにビールが到着。ウェイターさんが親切にも注いでくれるので一気にのどを潤します。地元のビールだけあって、味はちょっと変わっていましたが、よく冷えていましたし、嫌いではない味でした。まわりを見渡すとやはり現地の人は右手を器用につかって食べています。親子連れや男性二人組など、どういう関係じゃろうなぁ、と考えているうちに料理が運ばれてきました。チキンケバブはいわゆる焼き鳥みたいな感じで、ごろりとした柔らかいお肉が絶妙で、空腹だったこともあり一気にたいらげてしまいました。これはもう一皿なにか頼もうかな、と思ったところで店内の時計をみると16:00をすぎていたので自重することにします。ちなみに腕時計をしていなかったので、手元のガラケーの時計をそこにあわせます。今回はコンデジを持たない旅行にしようと決めていて、F-01Cをそのまま持ってきました。ただ、変な請求が来るといやなのでSIMを抜いてあります。しかし、そうなると時間を自動調整してくれないので自分でやる必要があるわけです。ちなみにF-01Cはカメラが超速起動してくれるし、防水なので今回の旅行ではすでに大活躍。コンデジほど大きくないし、これからの旅行はもうこれでいいや、と思ったりします。

そのお店でお会計をすまし、チェックを待っていると隣のインド人女性がとことこと席に歩いてきます。「あなたは何人なの?」「日本人ですよ」「やっぱりね、夫とどこから来たのかと話していたの、私は日本人だと思ったわ」「はぁ、そうですか」。つっこみが難しいな、と苦笑しているとにこやかにインド人女性は席に戻っていきます。スパイ映画だったらなんかの暗号だったんじゃない?と思えるようなシーンだな、と思いつつレストランをあとにします。

さて腹ごしらえをしたので、さらに街中を探索します。またもう一軒、映画館をみつけるも「エアコンが壊れています、すみません」との張り紙が。たしかにエアコンがないと辛いかもですな。そういえばお店の看板に「エアコンあります」という売り文句が多いような。さて、映画館を通り過ぎると屋台でクレープのようなものが売られています。お酒を飲んでいたこともあり、これはいっとくでしょう、ということで一本購入(12ルピー)。お好み焼きの生地みたいなものにタマネギやらの野菜が巻かれていてなかなかの美味。新聞紙にくるまれているところもなんだかアジアっぽくて素敵です。ぺろりとたいらげてさらに歩くことにします。

さてはて映画の時間までどうするか、と思ったのですが、やはりちょっと時間があるのでホテルに戻っていったん休憩をすることにします。17時前に着いたので、17:30ぐらいまでちょっと横になりつつ、「地球の歩き方」をぱらぱらとめくります。地球の歩き方は英語版もあって、そちらのほうにはきわどい情報があるやらないやら、という話もあるので次回はチャレンジしてみたいなぁ、と思いつつ17:30になったのでホテルをあとにします。

■ インドの映画館に挑戦

17:30にはちょっと薄暗くなっていて街の様子も神秘的に変化します。道にはすでに慣れたのでそのままずんずん進んでまずはボリウッド映画にチャレンジしてみます。その映画館で一番良い席を80ルピーで購入し、昔のキャバレーのような会場に入ります。すんごく広いし、席はバルコニー席だしで、テンションがあがりますが、画面に映っているのはPanasonicのプロジェクターの設定画面w。ちょ、プロジェクターで映画かよ、と一人突っ込みをいれていたらそのまま上映開始。ちなみに観客は僕を含めて数える程度。あまり流行っていない映画なのかな、とちょっと後悔しはじめます。

映画は小さい女の子(白人)がファンタジー的な世界にはいっていく、というものでしたが、言葉はわからないし、ストーリーは単純でだいたい想像どおりだしで、30分で劇場をあとにします。一番おもしろかったのは始まって5分ぐらいたったときにプロジェクターの設定画面が出てきて焦点を調整していたところだったかなw。上映中だろうとおかまいなしの適当さがすごいですよね。

そのまま劇場をあとにし、徒歩2分ぐらいのところにある、今度はインド映画の劇場にはいります。こちらは40ルピーで一番良い席に座れました。エアコンというか扇風機ががんがんかかっている劇場で流れていたのは実になつかしい感じのする戦争映画、でしたかね。革命軍のヒーローが敵やら警察やらをばたばたと倒していく、というストーリーでした。

そちらのストーリーもまぁ、気にはなるのですが、もっと気になるのは観客。こちらはケータイいじりまくっていたり、私語しまくりだったりしてまったくのフリーダム。また期待していたように映画への突っ込みを容赦なくいれるのでこちらも楽しくなってきます。

そうこうしているうちに映画はすすみ、楽しみにしていたミュージカル的シーンに変わります。インド映画の特徴といえばこのダンスですよね。インド的美女がすんごく激しくセクシーに踊り、まわりの男性もすんごく激しくセクシーに踊る、というなんとも痛快なシーンが続きます。ダンスが独特かつエネルギッシュで、音楽はトランス系だし、あれ、ヒンズー教的に大丈夫なの?といった感じでかなり盛り上がります。

そうしたミュージカル的なシーンはかなり楽しんだのですが、そのほかのストーリーもつっこみどころ満載です。なんか中ボスみたいな人が主人公に撃たれて殺されるのですが、なぜかおしりを連射されて息絶えますw。これはかなり屈辱的な死に方ではないでしょうかね・・・。それから実は主人公と警察署長が実の親子だったりとか(言葉わからないので想像ですが)衝撃的なシーンが続くのですが、特撮もびっくりの不自然なワイヤーアクションで、主人公がばたばたといろいろな人をやっつけつつ、最後にその父親となぜか格闘戦になり、いままでの強さはどこへやら、こてんぱんにやられて最後は額を撃ち抜かれてTHE ENDでした。しかも額を打ち抜かれた主人公をその父親が抱きかかえ、最後にちょっと会話をするのですが、腹や胸を撃たれたならいざしらず、頭を撃たれて会話とかできるんかいな、とひとりで妙な気分になりました。

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↑ 見た映画はこちら。おもしろかった!

映画館を出るとぽつぽつと雨が降っています。やれやれ困ったな、ということでとりあえず急ぎ足でホテルに帰還。併設されたカフェでビールをのみつつ、ネットをしながら雨があがるのを待ちます。しかしなかなか雨がやまないので、部屋にもどって仮眠することに。1時間ほど寝たらすっかり雨が上がっていました。とりあえず腹ごしらえをしてからクラブでも覗いてみるか、と思い立ちます。

食事は近くのベンガル料理を選択。お店の人のおすすめどおり、さかなのなんかを食べます。インド米と一緒に食べるのですが、これが実においしい。そこはBARではなかったのでお水を飲みながらかきこみます。ひとしきり満足して料金を払い、事前にネットで調べてあったクラブへと繰り出します。

ちょっと歩いてようやく到着。低音が心地よいエントランスに着くと、わりとフォーマルな受付が迎えてくれます。ほう、いいんじゃない、と思いつつ先へ進もうとするとやんわりと止められてしまいます。「すみません、ここはカップルでないと入れないのです、さらにショーツでも入れません」。なんと、まさかのバランスメンバー方式・・・自分が逆に止められるとは!!「マジで?」とちょっとごねてみますが、微笑しながら彼は首を横に振るばかり。まぁ、じゃ、しょうがない、こんな格好でも入れるクラブはどこじゃいな?と聞くと「Park Hotelだったらもしかしたら」という気のない返事が返ってきます。まぁ、たしかに自分がクラブの受付だったらこんな格好の人は入れないよなぁ、と思いつつ、じゃ、そちらへ向かうかということでそのクラブをあとにします。

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↑ ベンガル料理。魚のこれをインド米と一緒にいただきます。美味。

ふらふら夜道を歩きながらPark Hotelに参戦しようとも思ったのですが、微妙にホテルと方向が違うし、詳細な場所をネットで調べないことには迷子になる可能性が高いと判断し、その日はおとなしくホテルに戻ることにしました。

■ ショッピング&クラブなぞ

さて次の日は早朝に起きてカーリー女神の寺院に行く予定でしたが、ホテルの人に聞いてみると「行くなら朝の7時」と言われ、なんとなくテンションが下がります。地下鉄の運行は7時からだし、正直、あまり寺院とか興味がないので、9時ごろまで寝ることにします。

起きた後は併設カフェでネットをしたあと、昨晩行けなかったPark Hotelの場所をチェックして、おみやげショッピングでもするか、とその日の予定を立てます。Park Hotelはちょっと歩くとすぐに見つかりました。ホテルから歩いて10分かかるかかからないかぐらいなので、今夜行ってみよう、と決めて、ニューマーケットに買い物に向かいます。

今回、おみやげで頼まれていたのが「チャイティー」。昨日歩いたときに何軒かお茶屋があったな、と思い出し、記憶をたどってそこにたどり着きます。「チャイティーが欲しいのだが」「もちろんだ、100g、120ルピーだ。どれぐらい欲しいのだ」。120ルピーが高いのか、安いのか、まったく判断はつきませんが、ここはちょっとごねてみるのが旅の醍醐味!ということで「えー、なんとかならない?」と彼に伝えます。「むむ、このチャイはいいやつなんだ。なんといっても僕の奥さんが手作りしているからね。でも、しょうがないな、250gで250ルピーでいいよ。」奥さんの手作りで、ってところで彼の最高の笑顔が見れたような気がするのでその値段でOKしちゃいます。

話はかわりますが、インドでは家族をよく見かけますが、すごく愛情にあふれていて良い感じです。子供はすごくかわいがられているし、子供連れの家族がなかよく手をつないで歩いているのをよく見かけました。そうこうしているあいだに彼がチャイをビニール袋につめてくれます。なんと封はろうそくでやるようです。器用にビニール袋に炎をあててチャイのスパイスを密封します。

そのあとはとりあえずランチかな、ということでホテル近くのインド料理にチャレンジすることにします。昨日はチキンケバブだったので、今度は普通にマトンカレーを食べてみます。ご飯か、ナンか、と言われて「ナンで」と答えると「なんのなんだ?」とややこしいことを聞かれます。メニューをみると「チーズナン」「ガーリックナン」など実に豊富な種類があることがわかりました。適当に「ガーリックナンで」と頼んでしばらくするといかにもインド料理屋のカレーというものが出てきます。現地の人にならって右手だけでナンをちぎり、カレーをほうばります。うん、美味でした。インドのスパイスは人によって好みがあるでしょうが、個人的にはやみつきになるおいしさだと思います。

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↑ マトンカレー。今思い出してもかなりおいしかったです。

カレーはおいしかったのですが、もうちょっと食べたいかな、と思ったので屋台を探します。ちょうどニューマーケットの前にMOMO(餃子みたいなもの)を売っていたのでそちらにチャレンジしてみます。あつあつの餃子にちょっとしたスパイスをつけて食べるようです。ほどよいボリュームでおつまみ的に良い感じです。そして付け合わせでスープがついているのですが、こちらはぐつぐつと煮立った鍋から出されているので安心してすすってみました。こちらもおいしいです。

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↑ こちらがMOMO。うまい。食べ物ばっかだなw。

で、ふと横を見ると同じように餃子を食べている親子連れが。小さな女の子がいたのですが、目が合うとにこっと微笑んでくれます。おぉ、かわいい!ということでF-01Cを取り出して「写真とっていい?」と英語で聞いてみます。英語が通じたかはわからなかったのですが、特にいやがる様子もなかったのでぱちり。お父さんはF-01Cが珍しいようで、僕の横からしきりに画面を覗いています。「ほら、きれいに撮れたよ」と写真を向けると笑顔で応えてくれました。いや、ほんと、インドの子供かわいいな・・・。

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↑ 一緒にMOMO食べた女の子。かわいいなぁ。

すっかり良い気分になったのでもうちょっと歩いてみます。昼間ではありますが、なんだかビールでも飲みたい気分だぜ、ということでバーに寄ってみます。するとそのバーではライブバンドがいて昼間からごきげんな感じです。インドの歌謡曲を聴きながらビールをすすっていると、やはり日本人は珍しいようで、店にいる人がやたらと握手を求めてきます。気分良く握手を返していると「あの歌手にチップをやった方がいいぞ」とアドバイスを受けます。(お、その手できた?)と思いつつも「100ルピーぐらいがいいよ!」とのことなので金額的にもまぁ、いいかということで女性シンガーに手渡します。彼女も満面の笑みでお返ししてくれて、そのあともちらちらこちらを見ながら微笑みかけてくれます。これなら100ルピーぐらいなんでもなかったな、と警戒しすぎた自分をちょっと恥じてみたり。ひとしきり音楽に酔いしれた後にバーをあとにします。

そのあとはホテルに戻って普通にネットしながら作業なぞを。実に快適にネットがつながるので、かなり没頭してメール処理したり、ブログを書いたりしてしまいました。生活費も安いし、ネットもつながるしで、しばらく住んでみてもいいかな、とちょっと思い始めます。インドに来る前は「行ったら必ずだまされる」「絶対おなかこわす」とかトラブルの話三昧でしたが、どうしてどうして、衛生面にはかなり難がありますが、用心していればかなり快適です。

さて作業もひとしきり終わったので部屋にもどり、夜に備えてちょっと仮眠します・・・と思ったら3時間ぐらい寝ちまった!これは夜眠れないかもなぁ、と思いつつ身支度をして、夜ご飯をどうするか、と歩き始めます。するとリクシャー(インドの人力車)の老人に話しかけられます。老人に人力車をひいてもらうのはなんとも言えない気分になるので躊躇していたのですが、なにごとも経験ということで近くまで乗せていってもらうことにします。値段は30ルピーとふっかけられましたが、リクシャーに限っては言い値でOKしようと決めていたのでそのまま乗り込みます。リクシャーから見るインドの風景もなかなかのもので、ご老人に乗せてもらっているうしろめたさ以外には、歩いているときの気分とはまた違った趣がありました。

↑ リクシャーからの風景。

3分ほどリクシャーで移動し、夜ご飯についてまた思いを馳せます。ただ、正直起きたばかりであまりおなかが空いていません。気になっていた中華レストランを覗くもお客がいなかったので、まぁ、いいや、とさらにてくてく歩きます。するとある屋台で行列ができているのが見えます。昨日食べたクレープのようなものなのですが、なんだか人気のお店っぽいのでここで腹ごしらえをすることにします。今度は野菜だけでなく、チキンも巻いてもらうことにします。おなかが空いていなかった割に食べはじめるとスパイスのせいもあり、ぺろりとたいらげてしまいました。

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↑ これ、おいしかったなぁ。EGG ROLLですね。

そしてそこからPark Hotelは徒歩ですぐ。まだ時間が早かったのですが、クラブを覗いてみることにします。すると入り口に屈強な男性がいてこちらを一瞥するや「ショーツだめ」のジェスチャーを送ってきます。むむぅ・・・ここもか!さてどうしたものか、と考えあぐねます。どこかで適当なパンツを買って参戦すべきか、しかし荷物が増えるのもいやだし、パンツなんか必要ないしな、というか、クラブのためだけにパンツを買うってどうよ、とぐるぐる思考しながら通りに並んでいる出店を眺めているとずいぶん安いパンツが並んでいます。

そのお店で売られていたのは65ルピーのだぼっとしたパンツ。ゴム紐で腰を止めるタイプですが、黒いものを買えば遠目からみてスラックスと見えなくもない。130円ぐらいだし、これでちょっとチャレンジしてみることにします。さっそくそれを購入し、ホテルに戻って着替えてみます。うん、全然似合わないw。しかも丈が短かった・・・。しょうがないので腰ではくようにしてごまかしつつ、1000ルピーぐらいあれば十分だろ、とお札をにぎりしめてクラブにとんぼ返りします。

今度は入り口でも大丈夫だったのですが、驚いたのは料金。もしかしたら外国人料金だったかもしれませんが、エントリーに500ルピー、ビール一杯350ルピーです。1000ルピーで十分だろ!と思っていたのですが、あっという間にふっとんでしまいました。ちなみにそこまでして入ったクラブはまだ時間が早かったのか、あまり盛り上がりも見せておらず、どちらかというと「微妙・・・」って感じでした。たしかに現地の雰囲気からすると段違いにおしゃれなのですが、日本やバンコクと比べると「うむ・・・」って感じですかね。あと音楽はインド系トランス的なものを期待したのですが、わりと西洋的な、普通のハウスでしたよ・・・。本当は2、3杯のんで様子をみながらだらだら過ごそうと思っていたのですが、もう手持ちのお金はないし、ぬるいビールをすする気分でもなかったのでなんだかみじめな気分でクラブをあとにします。

そのあとは一途ホテルへ。似合わないパンツをさっと脱ぎ捨てて適当なバーに行くことにします。どのバーが良いかわからなかったのですが、ライブバンド付きがいいかな、ということでホテルの近くのお店へ。女性シンガーが良い感じに歌っているのですが、「う、うまいのか・・・?」と微妙に判断がつかないパフォーマンスが続きます。

ビールとタンドリーチキンを注文し、ぼーっと店内を眺めます。途中、インド人の男性が同じくインド人の女性をくどこうとして強引に抱き寄せたところ、女性が泣きながら席を立つ、というアクシデントがありましたが、それ以外は普通に時が流れていきます。あとやり残したことはあったかな、と思いつつも、全体的に今回の旅に満足している自分に気づいてホテルに戻ります。あとはやっぱりネットでしょう、ということでSkypeで日本の友達とうにゃうにゃチャットしてから就寝します。Skype便利だなぁ。

最終日は飛行機がお昼の12時発だったので、早めにホテルを出ることにします。とりあえず朝起きたらネット、次に朝食をとりに近くの食堂へ向かいます。今回はチーズなんとかサンドイッチを頼みます。なんとか、という食材が説明を聞いてもわからなかったのですが、たまにはそういうのもいいだろうと頼んだら当たりでした。ハラペーニョのちょっと辛くないやつ、という感じで、ぴりっとしたスパイスがチーズによく合っていましたね。ちなみに飲み物はオレンジラッシー。こちらもとてもおいしくいただきました。

さてホテルに戻ってしばらくネットをしたあとに、部屋にいってチェックアウトの準備をします。入念に忘れ物がないかチェックし、パッキングをします。とはいってもたいした荷物はないのですが。フロントに戻ってチェックアウトし、タクシーを呼んでもらいます。空港までは350ルピー、だいたい1時間ぐらいかかりました。渋滞はひどかったですが、11時までに着きたいんだ、と運転手に告げるとかなりの強引さで飛ばしてもらえました。結局11時どころか10時前に着いたのですが、飛行機に乗り遅れたらしゃれにならないのでちょうど良かったのではないかと思います。

■ インド旅行Tipsとか

さて初インドでの経験はそんなところですかね。行く前にガイドブックをぱらぱらと見ていたらトラブルの話しかなかったのでかなり不安だったのですが、旅慣れた人(=決して油断しない人)なら全然問題ないかな、と思いました。インドに行った人は好き嫌いがはっきり分かれるといいますが、個人的には「かなり好き」な方ではないですかね。もうちょっと衛生的だったらしばらく住んでもいいかも、と思ったりしました。今度はムンバイとか行ってみたい。

最後になりますが、旅のTips的なものをメモとしてまとめておきます。インド旅行に行かれる方は参考にしてみてくださいな。

  • 今回は大丈夫でしたが、やはりおなかを壊す人が多いそうなので、胃腸薬、ストッパ、サニータは必需品かと思います。
  • 行く前にどういったトラブルに他の人があっているのかを知っておくことはとても重要です。「変なお店につれていかれる」「家に遊びに来いと言われる」「睡眠薬を盛られる」「相場とかけはなれた値段を要求される」などなどについては十分に気をつけましょう。
  • 両替にまつわるトラブルも多いので、可能ならばATMを使いたいところ。なお、1000ルピーとかを下ろすとあまり現地の人が歓迎しない500ルピー札なんかが出てくるので、900ルピーとかはんぱな金額でおろすのが良いかと思います。
  • 言語は英語でだいたいOKです。ディープなところだと通じないですが、いかにもだましてくる人をのぞけば良い人ばかりなのでなんとかなるかと思います(油断は禁物ですが)。
  • 料理は基本的にすごくおいしいです(僕の場合)。値段も安いので、いろいろな料理にチャレンジするのもいいでしょう。屋台のちょっとしたスナックもおいしいですよ。
  • 今回コンデジを持っていかなかったのですが、絵になる風景&人物がやたら多いので、可能ならば一眼を持って行くと楽しいかもしれません。子供達もカメラを向けるとよろこんでくれますよ。
  • 変な請求をされないためにもだいたいの相場観はつかんでおくことが大事です。地球の歩き方をみながら料理一皿の値段だったり、タクシーの値段だったりを調べておきましょう。
  • 言葉はわからないかもしれませんが、映画はやはり見ておくのがおすすめです。地球の歩き方だと混んでいるときには見れない、みたいな情報がありましたが、コルカタではまったく問題ありませんでした。普通に上映途中にはいることもできました。映画館をみつけたらふらりと入ってみるのがおすすめです。

以上、初インドの旅行記でした!かなりの長文でしたね・・・。というわけでご参考までに!

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    • Keiichi
    • March 3rd, 2011

    とても楽しく読ませていただきました。
    沈没型、長期旅行型とは
    一味違った旅行記ですね。

    • Hondo
    • December 2nd, 2012

    うーん、実に参考になりました。長文だから読み応えたっぷり。初インド、初カルカッタというところも新鮮味があって結構でした。

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