【書評】 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

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iPhoneとツイッターで会社は儲かる」に続き、EC Studio社長の山本さんの本になります。献本御礼。

前回にひきつづき、同社がすでに実践して成果をあげた具体的なノウハウが満載でふんふんとうなずきながら読ませていただきました。

どこかの本を読んでやってみた、じゃなくて、きちんと自分たちの頭で考えて自分たちなりの手法を編み出しているところに好感が持てますし、こういう思考をしなくてはいけないな、と引き締まる思いでしたよ。献本いただいたからというわけではないですが、おすすめです。

内容は一言でいうと社員満足を高めることで会社がうまくいくようになった、ということになるのですが、そこに至るまでの思考プロセス、そして「こうすればいいんじゃん?」を「誰もができる仕組み」に落としているところがうまいな、と思いました。

その結果、EC Studioにはさまざまなユニークな制度ができるのですが、これが単純なようで実にうまく出来ています。個人的に「ほぉ」と思ったのものについていくつかピックアップしてみましょう。

  • しないこと14箇条
  • 戦略とは「何をしないかを決めることだ」とはマイケル・ポーター教授の説ですが、それを実にわかりやすく明文化されています。賛否両論あるかと思いますが「株式公開しない」「社員をクビにしない」「外部の組織に所属しない」といった具体的な方針が14項目にわたって明文化されており、共有されています。

    「最高の品質で最高の商品を顧客に提供する」といった企業理念が多いなか(間違っているとかそういうのではなくて)、誰もが理解できるこうした方針に落としているのは素晴らしいのではないですかね。

  • バースデー制度
  • 誕生日にちなんだ補助をしている企業は多いと思いますが、EC Studioがユニークなのは「社員のパートナーの誕生日を祝うための補助」になっている点です。しかも「パートナーはEC Studioの飲み会に参加したことがある」という条件付きです。支給額は1回につき、1万4千円。

    これ、実にうまいと思うのですがいかがでしょうかね。気持ちよく仕事するにはプライベートがうまくいっている必要がありますよね。そこでパートナーとの関係維持のためにこうした補助を制度化するのは素晴らしいような・・・(もちろん給料その分高くして自分で考えさせるという手もありますが制度化するところに意味があるかと)。

  • 長期休暇制度
  • サラリーマン時代に一番不満だったのは長期休暇がとりにくかったことなのですが、EC Studioでは「10日間の長期休暇を1年に4回とること」を義務づけています。そう全社的に決めることで確かに雰囲気も明るくなるでしょうし、さまざまな経験を積んだユニークな人材が育ちそうですよね。

  • ランチトーク制度
  • この制度、自分より役職が上のひとだったら誰でもランチを申し込めるというものです。しかも月1回は必ずとることが義務づけられています。支給額は上司とあわせて1400円。こうすることで社内の風通しもかなりよくなりそうですよね。「いつでもランチ歓迎!」というのと「月1回は必ずすること」では大きな差があると思うのですがいかがでしょうかね。

他にも「へー」と思えるような社内制度がたくさん紹介されていて参考になります。すでに同社で成果が確認されているので、説得力もありますよね。あと読んでいる最中には気づかなかったのですが、ある数字にこだわっていたりとおちゃめな一面もw。

読み進めていて感じたのは、「誰にでもわかる仕組みにする」「すぐ成果が実感できるようなものにする」「ある程度は義務化する」といったあたりに同社の強みのヒントがあるのでは、ということですかね・・・。

社員のモチベーションがいまいちあがらない、社内の風通しがどうにも・・・という方は参考にされてみてはいかがでしょうか。個人的には前著につづき強くおすすめしておきます。まだ発売前ですが、予約注文はできるようですよ。

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» 日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方

前著のこちらもおすすめです。

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» iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)

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