Dan Pinkさんが教える『現代のモチベーション術』とは?

SPONSORED LINK

Pocket

アル・ゴアのスピーチライターだったDan PinkさんのTEDトークのご紹介。なんとなく見始めたらぐいぐいと引き込まれてあっという間の18分。プレゼンうますぎる・・・。このレベルに達したいなぁ・・・。

さて彼のスピーチですが、現代のモチベーション術について語っています。「科学では良く知られていることがビジネスではまったく知られていない」ということでさまざまな実験結果を説明しながらいかに仕事を成し遂げていくかについて語っています。

若干ネタばれになりますが、まぁ、英語なので聞くのも大変でしょうからざざっと要点のみご紹介。

  • The Candle Problemという実験が以前行われた。これはちょっとした水平思考が必要になるトリッキーな問題である。
  • で、この問題を2つのグループに解いてもらった。ひとつのグループには「速く解けたらお金あげるよ」と伝え、もうひとつのグループには「平均的な回答時間を知りたいから協力してほしい」と頼んだ。
  • その結果は・・・なんと後者のグループの方が成績が良かった。
  • 次にThe Candle Problemと似た問題だけど、もっと簡単に解けるようにしたもので同じ実験をした。
  • すると結果は前者の方が成績が良かった。
  • このような実験(とそのほかの多数の実験)から「単純な仕事では報酬(&罰則)はモチベーションになるが、複雑な仕事においては必ずしもそうはならないどころか逆効果になることも多い」という結論が導かれた。
  • オーストラリアのソフトウェア会社では「Fedex Day」なるものがある。これは「24時間、仕事以外の好きなことをしていい。好きなものをハックすればいい。でも24時間後に何か見せてね(1日で何か成果物を届けるという意味でFedexらしい)」という試み。実際このFedex Dayからすばらしい成果が生まれているらしい。
  • 以前Microsoftは「エンカルタ」という百科事典をつくろうとした。予算を決めてスケジュールを決めて、きっちりとプロジェクト管理をした。しかしいまや百科事典といえば何か?そう、Wikipediaだ。Wikipediaはどんなモチベーションモデルになっているか考えて欲しい。
  • 鍵となるのは「好きにやらせること(Autonomy)」ではないか。
  • 現代において仕事は複雑になってきている。こういった世界では従来の「報酬と罰則」はうまくいかない、と科学がすでに証明している。この事実をビジネスにどう活かせるかみんなで考えようではないか。

なるほど、ですよね。クリエイティブな仕事においては何がモチベーションになるか、よく考えたいものです。多少はしょったので興味がある人は是非彼のプレゼンを見てみてください。ジョークも織り交ぜつつのすばらしいパフォーマンスですよ。

ちなみにこのスピーチで語りきれなかった部分は以下の著書で紹介されるらしいです。読んでみようかな。良さそうな本なので出版社的な人たちは翻訳権とりに走っても良さそうですね(と言ってみるテスト)。

1594488843

» Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us (ハードカバー)

ツイッターもやっています!

SPONSORED LINK