【書評】 そうだ、葉っぱを売ろう!
July 31, 2008 10:43 AM written by Gen Taguchi
ひさびさにぞくぞくした本。とってもおすすめです。すでに有名なので積読しておいたのですが、「なんかラッキーで葉っぱ売ったら大成功!的な物語かな」と思っていたら全然違いました。地に足がついている感がすごいです。
ある田舎の町が発展していった経緯をつづった実話なのですが、それを推進していった横石さんの視点から語られているので生々しさが違います。
さまざまな苦労をしながら、なんとか田舎でもできる(というか、田舎だからこそ、か)ビジネスを立ち上げた後の、おばあちゃんたちの幸せぶりがすごいです。
自分が育てた野菜や葉っぱがどれだけ売れたかを毎朝パソコンの前でちんまり座って熱心に見るようになっただとか、自分で稼げるようになって家を新築や改築したり(空き家ばかりの過疎化した村で、ですよ)、人の悪口じゃなくて「自分たちでなんとかせんとね」と思うようになったり・・・。
田舎というと老人がたくさんいて、病気の人ばかりで、後ろ向きなことばかり・・・というところが多いかと思うのですが、それを見事にくつがえした発想というか行動には素直に感動してしまいました。
人が幸せに生きるために何が必要か、を学んだような気がしました。沢山の人におすすめしたい本です。よろしければどうぞ。

» そうだ、葉っぱを売ろう! 過疎の町、どん底からの再生
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「なんかラッキーで麻の自生地を見つけて葉っぱ売ったら大成功!的な物語かな」と思っていたら全然違いました。
by ねこだいすき
| 2008年08月01日 02:10
これ農協の話ですよね。たしか数年前にテレビでドキュメンタリーされていた気がする。(しかも数回見た気がする)
テレビでは「田舎でもこんな成功例がっ」的な切り口だったんですが、この本はその後を伝えるモノなのかな。ちょっと興味あります。
by まいむぞう
| 2008年08月01日 12:04
読みやすい本なので、いっきに読みました。 子供のために農協を辞めざるをえなくなって、それでも理由をあきらかにしなかったのに、そこで一生懸命自分と自分の家族をいかに犠牲にしてなすべき事を果たしてきたかを、村全体がこんどは自分達がなすべき事をしようとした著書の章は、涙なくして読めませんでした。 本来安心して暮らしていけるはずである、それを保障してくれているはずである憲法を、無視するような政治、行政になっているような気がします。 これもリーダーであるはずの人たちの堕落であるとおもいます。 先を切り開こうとするリーダーが、自分の利益だけで
行動できる様な日本の社会を誰がつくったのか。 戦後一から今の先進国と呼ばれる日本をつくってきたのは、横山さんの様な人と、働きものの日本人すべてのおかげではないのか。これは日本人の良いところが現れた結果です。しかし今はアメリカの悪いところを、日本のリーダー達が同じ日本人を騙して社会システムに取り入れ、日本人の悪いところがこんな日本をつくりあげてきたのではないでしょうか。一生懸命働くこと、働ける環境を日本は切り捨ててきたのではないでしょうか。
by かた
| 2008年08月14日 04:01
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