イベント運営の勘所

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RTCカンファレンス出席後につらつら考えたのでちょっとメモしてみる。

そういえば以前、上原さんに「RTCカンファレンスは無敵会議を参考にしています」と言われたことがあるような気がしたので無敵会議主宰者として「無敵会議系イベントではこういうところに気をつけている」という意味のエントリーっす。

イベントは楽しいですが、運営側にはいろいろと悩みがあるものです。自分自身も考えうる限りの失敗をしてきたので、その末の自分ノウハウをシェアということで。

以下、社会人勉強会系イベントを開催するときに僕が気をつけていることです(企業の営業セミナーとか、芸能人のイベントとかは対象外)。

  • 参加者のメリットは?と聞かれたときにすぐにいくつか答えられること。その答えが微妙じゃないこと(微妙な例:有名人に会える)。
  • それらの参加者へのメリットは開始直後に強く印象づけること。「今日はいいことありますよ~」としょっぱなからテンションをあげていくこと。
  • イベントでタイムスケジュール、もしくはアジェンダは必須。一番最初に説明すること。いつ終わるかわからないプレゼンほどつらいものはない。
  • パネルディスカッションは参加者にとってほとんどメリットないから避けたほうが無難(個人的な経験から・・・)。ここでいうパネルディスカッションの定義なんかが曖昧なんで後日もちょっと詳しくまとめる。 → 書いた
  • 参加者に会議形式で議論させる場合は、あいまいな設問を避けること。参加者が、自分の意見を発表したい!他の人の答えを聞きたい!という設問をつくること。かなりムズイ。いつか機会があったら書く。
  • 会議者へのお題は、その人が発表するときのことを考えて回答の形式を工夫すること。だらだらと話されるとかなり辛い。主宰者は参加者が最高のプレゼンをできるように(回答の形式を工夫することで)支援することが大事。
  • 休憩は適宜はさむこと。
  • PowerPointにしゃべることを全部書かないこと。その場で作り出される小さなものを大事にすること(余談だが、その場で作られる大きなものはただの準備不足である)。
  • 主張をするときは『区別』をすること。区別こそが知識。あいまいな概念で議論しつづけても平行線をたどるだけ。「この概念は、自分が考えるに、8つの場合に分けられると思います」といった議論の土台があれば議論がしやすい。区別を出来る人が専門家、だと思います。そして来ている人は専門家の意見を聞きたいのです(と思う)。
  • 協賛企業がある場合、その企業のメリットを追及すること(当然ですが)。それがイベントのテーマと合っていること。かつ、参加者のメリットにもつながっていること。実際のところ、この三者を同時に追及するのはかなり難しい。でも不可能じゃない。
  • 結論にはアクションプランの提案が伴うこと。参加者にとって、「へー」とか「おもしろかった」よりも、「これをやってみます!」「ここ、見てみます!」の方が満足度が高いと思う。
  • イベントやプレゼンを終えるときは来場者へのメリットを再度伝えること。ここでの印象が来場者への満足につながると思う。だらだら終わらせないこと。
  • 企画が微妙・・・と思ったら来てもらえそうな人、常連の参加者に相談してみること。思わぬブレークスルーが起きることが多い。
  • 「自分がやりたいことをイベントにしているだけなんですよ」という主張は別にいいですが、それが「自分のやりたいことをやります(=だから、来場者のことはあんま考えてないです)」と受け取られないようにすること。

こんなところかな・・・他にイベント主催されている方で「こういうところも気をつけているよー」という点があれば是非教えてください。

それから最後に一点。

イベントをすると、必ず批判されるものです。ただ、どんなに批判されても、イベントを主催することはとても素晴らしいことです。なによりも出会いがあるし、すべての人にできるわけではありません。仮説と検証を繰り返して地道に改善していくべきですよね。

一番やってはいけない(と個人的に思っている)ことは批判する人がいるからイベントをやめたり、批判者の声に耳を傾けず、来場者を軽視した主催者寄りのイベントになってしまうことです(批判者を評価する必要はある)。何も言わなくても支持してくれている人はたくさんいますよ(と信じたいw)。

自分でも完璧にできているわけではないですが、こんなことを考えています、という感じの主張です。イベントは来場者のメリットを考え抜いた上で、楽しいものにしたいですね。

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    • あおき
    • November 25th, 2007

    批判の90%は価値が無いとも言います。
    自ら述べられている通り、主催できる人は限られた特別な人だと思います。
    がんばってください。

  1. サミット準備中に読んでいたもの。

    「百式」という有名なBLOGがあります。 http://www.100shiki.com/ その管理人さんが書かれている「idea*idea」というBL…

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