ネットサービスのビジネスモデル(Time RichとTime Poor)

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ちょっと前の記事ですが、人と話をするときによく使うので書いてみる。

「Time Rich or Time Poor?」という記事では、ネットサービスを作るときにはターゲットユーザーをきちんと理解しましょうね、という主張をしています。

» Time Rich or Time Poor? « Lightspeed Venture Partners Blog

ネットには大きくわけてTime RichとTime Poorという二つのユーザー群がいて、それぞれにサイトの作るべき構造やビジネスモデルが違うので気をつけましょう、とのこと。

以下、もうちょっと詳しく見ていきましょう。

  • Time Poorなユーザー
  • このユーザーはいつも「時間がない!」と言っている人です。時間を節約するためにはお金を払っても問題ない、とも思っています。

    こうしたユーザーにサービスを提供するときはシンプルなナビゲーションと、ユーザビリティの高いインターフェースが必要になります。

    またビジネスモデル的にはいわゆる「Freemium」(最初は無料で試用できるけど、もっと使うなら有料ね)が適しています。

    このユーザーをターゲットにした典型的なサービスはグループウェアなどの仕事ツールなどがあります。

  • Time Richなユーザー
  • こちらは逆に「時間はあるよー」という人々です。暇つぶしをしたい、という人といってもいいかもしれません。こうした人は暇つぶしをしているだけなのでお金など払う気はほとんどありません。

    このユーザーをターゲットにするときは「探せば探すほどいろいろおもしろいものが出てくる」サイト構造にしましょう。クリックできるところを増やし、そのたびに新しい発見があるようにしましょう。

    こうしたサイトはPVがあがるので当然ビジネスモデルは広告になります。典型的なサービスとしてはソーシャルネットワーキングがあげられるでしょう。

一番やっていけないのはこれらのユーザーを混同したネットサービスを作ってしまうこと。シンプルなナビゲーションのツール系サービスなのに広告モデルを採用したり、逆にPVが欲しいのに妙にシンプルだったり。

もちろん例外的なサービスが存在していたり(ニコニコの有料会員とか)、一人のユーザーがときと場合によってTime RichになったりTime Poorになったりするのでもうちょっと考える必要はありますが、議論のスターティングポイントとしては悪くないかと思います。

ネットサービスを企画するときには大事な視点かもしれません、と最近思ったのでご紹介しておきます。

ツイッターもやっています!

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  1. February 7th, 2009