クオリティ、という言葉の弊害
- June 7th, 2007
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以前、戦略論のマイケル・ポーター教授の講義をきいたことがある。
そこで印象に残った彼の言葉。
「クオリティ、という言葉はなるべく使わないようにしている。」
これは生徒が「だけど、○○社はクオリティがいいし・・」といった議論をしているときだったと記憶している。
その「クオリティ」という言葉をとらえて「クオリティと言うが、それは具体的には何だ?」と突っ込んでいるポーター教授が印象的だった。
クオリティ、という言葉は便利だが、厳密に定義しないとあとで後悔することが多い、と個人的に感じている。
そこで言っているクオリティは開発スピードなのか、デザインセンスなのか(これまた定義が難しいが)、コストパフォーマンスなのか。
ミーティングで「クオリティ」という言葉が出てきたら要注意、である。「む?具体的には何のクオリティ?」と聞いてあげると吉かもです。
というわけでビジネスシーンでは「クオリティ」という言葉があまり好きではないのですが、2chスレまとめサイトなどを見ていて出てくる「クオリティ」という言葉は好きだ、という話は完全に蛇足です。
あとこれまた蛇足ですが、「Quality」は「Quwality」(くわりてぃ)と発音するとネイティブっぽいですよ。


自分が思うクオリティは
デザインセンス・納期厳守(スピード)・迅速なサポート・安定(仕事に波がない)
といったところですかね。一つでも欠けるとクオリティに欠けるという判断かと思います。
クオリティとは製品やサービスの品質(例「音がいい」)のことですから、少なくとも「開発スピード」や「コスト」は、クオリティの範疇には入らないと思います。
Quality of Engineer Life というのもありますね。
>>akkun
品質が同じで「開発スピード」が早かったら?
品質が同じで「コスト」が安かったら?
クオリティが高いことになるでしょ?
と、言うように「クオリティという言葉は人によって解釈が違うよ」というのが本文ですね
それでも”クオリティ”は存在する、との論が新鮮です↓
『禅とオートバイ修理技術』 ロバート M.パーシグ (著)
そんな風に定義があいまいだから使うなってわけね
知的複眼思考法―誰でも持っている創造力のスイッチ
教職論(2006年度)で紹介されていたので購入した。 自分で何かを考えることはあるだろうか。また、考えているつもりでも、それは「本当に」自分の考えなのだ…