- 2007-01-27 (Sat) 17:12
- ライフハック
たまにはライフハックでも書いてみる。
友人の一人はすごく説明がうまい。なんでこの人はうまいのだろう、と観察していたら一つのことに気付いた。
彼はそこらへんにある「モノ」を使って説明するのがうまいのだ。
たとえば職場の人間関係の話をしているときは、「Aさんっているじゃん?」と言いながら自分の箸おきをひょいとつまんで会話の中心に置く。
つぎに「でさ、Bさんってさ」と言いながら隣の人の箸おきをつまんでその横に持っていく。
そうセットアップした上で説明をしていく。
「AさんはBさんのこと、こう思ってるじゃん?」というときは、自分の箸おきに指を置いて、そこからBさんを表す箸おきまですっと指を走らせる。
Aさん、Bさん以外に登場人物が出てきたらそこらへんの箸おきをまた使う。箸おきがなければ塩コショウの容器でもなんでもよい。
こうして「モノ」を使って説明を展開していくだけですごくわかりやすくなる。
思うに、この手法にはいくつかの利点がある。
- 人は動くものに注意を惹かれる。モノを登場させてその間に指を走らせることによって聞き手の注意を惹ける。
- モノはどこにでもあるからいつでもできる。何もなかったら財布から小銭を出してもいい。
- モノを使わない場合、話し手の顔を見ることになる。ちょっとした話ならいいが、長い話だと目をそらしたくなる。目をそらすと他の事が気になる。集中できない。モノだと見続けていても平気。
- やってみるとわかるが、説明しているほうも説明しやすい。脱線したときも目の前に話の「構図」が見えているので復帰しやすい。
- 聞いているほうもインタラクティブに参加しやすい。「で、このAさんってさ」と言いながらAさんをあらわす箸おきを指差したり、動かしたりしやすい。何について話しているか明確である。
- 上級者はさらにその「モノ」そのもので登場人物の特性を表現することもできる。部長は500円玉、課長は100円玉、部下は10円玉であらわすとかそういうことだ。別に人間関係の説明に限った手法ではないが。
ただ単に口で説明したり、身振り手振りで説明するより、ぐっと話がわかりやすくなるのでおすすめですよ。
身近な「オブジェクト」を効果的に使いこなして素敵な説明上手になりたいですね。
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