海外で続々登場するJob Boardって何だ?
September 7, 2006 11:45 AM written by Gen Taguchi
37signals、Techcrunch、Metafilter、Problogger、GigaOM、JoelOnSoftware・・・。
Web2.0系(何のことやら)を代表するこれらのサイトや企業に共通しているのは、「最近Job Boardを立ち上げた」という事実です。
Job Boardとはいわゆる「有名ブログが提供する求人情報の掲示板」。
最初にはじめたのは37signalsのブログ、Signal vs. Noise。「最近知り合いの企業から『いい人いない?』とよく聞かれるので立ち上げてみた」というのがはじまりらしいです。同社のポリシーどおり、すっきりシンプルで、かつ、最初から有料、というのが特徴になります。

↑ すべてはここからはじまった。37signalsってやっぱりすごい。
これが立ち上がった当初は、「こういうの待ってました!」という声から、「こんなの効果あるの?」「ただ金儲けしたいだけでしょ?」といった批判までさまざまでした。
それでも辛抱強く37signalsの面々が「これはいいことなんだ!」と訴え続け、今では他のサイトもそれに追従しているカタチです。
次にはじめたのはご存知Techcrunchで、基本的には37signalsのJob Boardにインスパイアされまくりです。その後も上述のサイトが続き、昨日はJoelOnSoftwareの中の人がJob Boardを立ち上げました。
URLや料金をまとめると以下のような感じです。
| Site | URL | Fee |
| 37signals | http://jobs.37signals.com/ | $250/30days |
| Techcrunch | http://www.crunchboard.com/ | $200/30days |
| joelonsoftware | http://jobs.joelonsoftware.com/ | $350/21days |
| metafilter | http://jobs.metafilter.com/ | ???? |
| 37signals | http://jobs.problogger.net/ | $50/30days |
| GigaOM | http://gigaomjobs.com/ | $200/30days |
Job Boardはいまだに賛否両論ですが、その効果についてTechCrunchは開始一週間後、次のように述べています。
サイトに掲載された求人件数は73で、ほぼ毎日10件ペース。大企業からもスタートアップからも利用されている。
まだまだ発展途上だとは思いますが、個人的に思うところは以下のとおり。
■ Job Boardのいいところ
- 有名ブログの読者という、絞り込まれたターゲットにリーチできる。
- Job Boardをホストしているブログなりとの関係性をアピールできてブランディングに役立つ。
- $200/30daysとベンチャー企業にとっては比較的払いやすい値段(絶対額が、という意味です。ROIについては後述)。
- こういう新しい試みにのってくる、という姿勢自体をブログの読者にアピールできる(かな?)
- ブロガーが新しいRevenue Sourceを手に入れることができる。
ただ、もちろん利点だけじゃないわけで。
■ Job Boardが微妙なところ
- はじまったばかりで効果がどれほど高いか微妙。うわさによると「申し込み数は少ない。だけど来る人はいい人が多い」という感じらしいっす。
- 本当に読者にとって益するのかが微妙。逆に「ただ儲けてるだけじゃないの?」とブログのブランドをさげてしまうのでは?という懸念もあります。
以上、他にも論点があるかと思いますが、個人的にはなかなかいい動きだな、と思っています。(自分も含め)ブロガーが「ブログやっててよかった!」と思えるようなモデルはもっと出てくるといいですよね。
■ いきなり新サービス!
という流れを踏まえ、(突然ですが)実は前回の開発合宿で作ってました。「100SHIKI JOB BOARD」です。
まだまだ模索中ですが、知り合い企業を中心にのんびり更新しようかな、と。
まだ(自分の中で)未完成なので今のところ無料で掲載中です。社長が僕の知り合いの企業の方はよろしければご連絡くださいな。
のんびり更新しますが、更新が面倒になった時点で有料化します(多分・・・でも有料化の方が面倒、という話もある)。
なお、個人的にJob Boardで一番微妙だな、と思っているのは「本当に読者にとって益するの?」という点。したがいまして「100SHIKI JOB BOARD」では以下の点を工夫しているつもりです。
- 社長に直接書いてもらっている(事務的な募集というよりは思いを伝えてくださいな!)
- 百式管理人のコメントを入れている(僕がおすすめする点を超個人的な観点からw)
- 原稿をもらった時点で僕がちょこちょこ手を入れて読者に親しみを感じてもらえるようにしています(ここらへんの工夫はあとでまとめたい)。
それから、今回ご協力いただいたデータセクション株式会社、ウノウ株式会社、コントロールプラス株式会社の皆様方、ありがとうございました!
Job Board、他のブログでも流行るといいですね。「ネタフル Job Board」とか「GIGAZINE Job Board」とかアリだと思いますけどね。
そういう意味では最初に無料にしちゃったのはまずかったかな・・・まぁ、おいおい考えていきましょう。まだ効果や読者の反応もわからないことですし。
ここらへんについてはまたレポートしますね・・・。
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