シルバーエンターテイメントというコンセプト ~ 22歳起業家の挑戦 ~

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昔からきちんと書きたかったのできちんと書こうっと(以下、岡田有花風)

「僕がつくりたいのは『シルバーエンターテイメント』なんです。」

がんばっている学生さんはたくさんいるが、その中でも注目しているのがCreator’s NEXTの窪田くんだ。

「今の『介護』ってなにか違うと思うんです。」

初めて会ったときに彼はそう語った。彼がいうには、今の介護はシニアの人に「なにかしてあげる」感があるという。その裏には「シニアは世話してあげるもの」というイメージが前提として、ある。

でもシニアが本当に望んでいるのは違うんです、と窪田くんは言う。家族に迷惑をかけたくない、自分でできることは自分でやりたい、シニアは本当はそう考えているというのだ。

若者がシニアを世話してあげるのではなくて、若者とシニアは対等に付き合うべき。

窪田くんがそう考えて提唱しているのが「シルバーエンターテイメント」というコンセプトだ。若者とシニアの関係は「介護」ではなくて「エンターテイメント」であるべき。そう彼は信じている。

シニアと遊ぶのが楽しい、そう思えるような仕組みづくりをしていきたい。それが彼の会社のビジョンである。

そんな彼を陰ながら応援しているのだが、先日メッセで「こういうの作りました!」と教えてもらったのが「老人ホームマップ」である。

» 老人ホームマップ

このサイト、Google Mapで老人ホームを検索、口コミもできる、というものだ。マッシュアップだから2.0っぽいというのはなんか違うと思うが、老人ホームの口コミ情報を真剣に考えて最新の技術も使って、という姿勢こそ次世代っぽく注目されるべきではないか(と、個人的に思う)。

しかも、このマップには単なる口コミ+地図以上の意味がある。

その意味を理解するには窪田君に以前教えてもらった「セレブレーション」を例に出すとわかりやすいのかもしれない。

これはフロリダ州にあるニュータウンの名前である。シニアに優しいこの街は、「歩ける街」をコンセプトに、住民が楽しく会話したり交流したりできる環境を作り出している。

しかしこの街がすごいのはそういう環境だけではない。

なんとこのセレブレーション、フロリダ州のディズニーワールドに隣接しているのだ(セレブレーション自体、ディズニー社が仕掛けている)。

ディズニーワールドに隣接していれば何が起こるか。そう、孫が喜んで訪ねてくるのだ。

もしかしたら孫が「おじいちゃん、おばあちゃんに会いたい!」というのは、本当は「ディズニーワールドに行きたい!」かもしれない。

でもそれがきっかけで、おじいちゃん、おばあちゃんが孫と実際に会う機会が増えればそれでいいじゃないか、と思うのだ。

たとえディズニーワールド目当てでも喜んでいる孫を見るのも楽しいだろうし、孫が来れば親も来るのだ。三世代が自然に交流できる「きっかけ」がそこにはある。

「だから、老人ホームの近くに何があるか、はとっても重要なんです」

窪田くんが「老人ホームマップ」を作った理由はそこにある。このマップを使えば観光地から検索することができたり、孫が好きそうな土地や施設から検索したりすることもできるのだ。

窪田くんはまだ22歳。

起業して従業員もいるので利益ももちろん追求しなくてはいけないし、サイトの使い勝手も改善しなくちゃいけないだろうし、他にもさまざまな問題を抱えていたりする。

しかしそうした問題と格闘しつつも、彼の「シルバーエンターテイメントを広めたい!」というビジョンには迷いがない。

至らぬ点もあるかとは思いますが(と、僕が言うのも変ですが応援しているので)、ちょっと時間があるときにつらつらとシルバーエンターテイメントについて考えてみるのもいいかもですね。シニアへの道は誰しもが通る道ですし。

» 老人ホームマップ

» 有限会社 クリエーターズネクスト

» 参考:ディズニー社が仕掛けているシニアタウン「セレブレーション」

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  2. 何故か胸が熱くなってしまいました。
    今は何でも2.0ばやりですが、これぞ起業2.0(ちょと変)かもしれないですね。
    うん、素晴らしい。

  3. そうか、こういうアプローチでネットが使えるんだ。
    目からウロコです。

  4. お若いのによく老人のことを考えていてえらいと思います。
    今後発展しそうですね。
    頑張って欲しいです。

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