- 2005-09-14 (Wed) 17:28
- 書評
2004年1月20日。
変なメールが来た。
はじめまして!いつもメールマガジンを楽しく読ませて頂き、とても勉強になっています。ウィンビットの弘中と申します。緊張してどきどきしながらメールを書いています。
む、いつもの相互紹介依頼か、と思いつつ読み進めると、
実は私は、日本でも珍しい「クイズプロデューサー」の肩書を持っています。ウィンビットという会社は、日本唯一のクイズ制作専門会社なのです。 http://www.winbit.jp/ 珍しい。。。
私の使命は、クイズをエンターテインメントではなくビジネスに利用することです。
ひたすらクイズを作っていたところ、クイズ制作技術と販売促進方法には共通する部分があり、クイズ制作に取り組む方法で正しい販売促進の方法が分かるという「クイジング(Quizzing)」論というものを指導しており・・・
・・・・
『クイズをビジネスに?なんじゃ、そりゃ?クイジング?』
結局、相互紹介依頼ではなく、『クイジングっつうものがあることを知っておいてくださいねー』メールだったのだが、こう言われると逆に気になってしょうがない。デートの最後に「あのさ・・・ううん、いいや、もう行きましょ」と言われているみたいだ(違うか)。
数日後、ボディブローのように気になったのでメールを返信。それがきっかけで五反田のオフィスに遊びにいき、クイジングおもしろいじゃん!と思って講演やセミナーで紹介、はてはイベントを一緒に主宰するまでの仲になりました。
その弘中氏が本を出した。クイジング、という耳慣れない手法を紹介しているのだが、その本質は「知識欲の流れをマッピングする手法」である。
クイズを使って「む?ああ、そうなの?え、何それ?知りたい、知りたい!」という意識の流れをつくる手法がまるごと載っている。
しかも昔予備校の人気講師をしていただけあって説明がうまい。これはいい例、これはだめな例、とわかりやすく書かれているから自分で応用がしやすい。
本を読んで知識を得るのではなく、本を読んでもっと知識を得よう、と思える本だ。本全体を通じて「知りたい!をナビゲートしてくれる」と言えるだろう。そしてその体験は自社のPRにきっと使えるはずである。
また本の途中途中で架空の会社がでてきて悩みを解決していくのだが、そのストーリーも秀逸だ。メルマガ読んでいても思うが、小説つくるのうまいな。
最近遊んでくれないと思っていたらこんな本を書いていたとは!あなどりがたし。
ちなみに個人的には巻末についているクイジングシートがおすすめです。弘中氏がクライアントと企画を作る際に用いているワークシートです。これに答えていけば「他社と違うアピールポイント」をみつけることができるようになっています。これはいい。
いかん、全体的にほめすぎた。でも正統派かつ斬新なPR手法ですね。いい本読みました。
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- Road Fox 06-09-30 (Sat) 21:24
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