
積ん読になっていた「ライク・ア・ヴァージン」を読了。Virginグループのリチャード・ブランソンさんの著書、というかコラム集ですね。ひとつひとつのコラムはコンパクトにまとまっているのでちょっとずつ読み進めるのにいいですよ。
邦訳もこなれているので「あ、この人って楽しい人だな、おもしろいな」という人柄まで伝わってくる良い本だと思います。Kindleで気になるところをハイライトしながら読んだのですが、せっかくなのでメモ的に紹介しておきます。
- これまで聞いた中で最高の人生の知恵とは?→「他人のいいところだけを見る」
- 母が僕にしてくれたこと → 僕が他人の悪口を言うと、鏡の前で5分間、自分の姿をじっくり見せられた。「他人への批判は、すべて自分自身の悪い部分の裏返しなのだ」というのが母の主張だった。
- 会社がうまくいっているかどうかのバロメータのひとつは、従業員が会社のことを「We」と言うか、「They」と言うかだ。「They」はいくら足しあわせても「We」になることはない。
- 僕は最悪のサービスを受けると、うれしくてゾクゾクする。それをきっかけに最高のサービスを作れるかもしれないからだ。
- ブランドを代表するのは従業員だからお客様より彼らのニーズを優先するべきだ、と思っている。サウスウエスト航空の次のような逸話がある。ある女性のクレーマーがいて従業員がほとほと困り果てていた。担当者はさじを投げて、最後にはついに社長のケラハーにクレームの手紙の束を差し出すことになった。ケラハーは女性にごく簡単な返事を送った。「親愛なる◯◯様、もうお目にかかれなくて残念です。愛を込めて」。あなたのビジネスが革新的なら、目指すべきは「お客様に『常にあいつらは正しい』と思わせること」だ。
- ブランドイメージをコントロールするには「できることだけを約束し、プラスアルファを提供することに全力を尽くす」が最善だ。
- ビジネスで新たなチャンスを評価するときは、他の国でうまくいった事例を研究することだ。これについては麻薬戦争に関するスイスの事例がある。この国では、麻薬組織に力で対抗するのではなくて、中毒者の治療に力を注いだ。専用の病院を設置してアクセスしやすくすることで、結果的に犯罪や中毒者が減り、しかも費用も安く上がったのだ。
- ビジネスにおける「成功」の定義とは「あなたが心から誇りに思える何かを生み出したか?そして他の人々の人生に本文の変化をもたらしたか?」ではないか?
- もし僕が解雇されたら、「その会社のために経費を節約する方法とはなにか?」を考えるだろう。その方法を提供するから分前をくれ、と提案するのだ。
- パートナー、同僚、ライバルと決裂したら、しばらく冷却期間を置いて夕食に誘ってみよう。おそらく共通点がたくさん見つかるだろう。
- ウエストラインに気をつけよう!
チャレンジをやめることがない彼が考える事の一端を知ることは、どんなビジネスをしているにしても役立つことなのではないかな、と思います。
