スタンフォード大学の「Persuasive Tech Lab」なる機関が出しているプレゼンが興味深いですよ。「Top 10 Mistakes in Behavior Change」ということで興味がある分野なのでざっと紹介してみます。
Top 10 Mistakes in Behavior Change
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↑ まずはスライド。12枚あります。
なお、忙しい人のためにざざっと超訳。なかなか変われない人がはまっている10の罠ですね。
- 意志の力に頼りすぎ
- 一気に変化しようとしすぎ
- 環境が習慣に与える影響を理解していない
- 古い習慣を無理矢理やめようとしている
- モチベーションが湧かない!を言い訳にしてしまう
- トリガーを有効活用していない
- 情報が行動を起こす、と思い込む
- あいまいな目標を立ててしまう
- ずっとがんばる!と意気込みすぎ
- 変わるのは難しい、と思い込んでいる
人の意識の強さはそれほどでもない、とまずは意識しておくべき。
小さく成功体験を積み重ねましょう。
環境が変われば行動も変わるものです。環境をコントロールすることを意識しましょう。
「なにかをしない」よりは「これこれをしよう」が大事です。何かを避けるより、行動に集中しましょう。
モチベーションを管理するのではなくて、習慣をつくる仕組みの方にフォーカスしましょう。
特定の行動を起こすための「トリガー」を設定するのを忘れないようにしましょう。
我々が合理的な行動を起こすことは滅多にありません。
数値目標は基本。
何かを変えたいときはまずは期間を設けてみましょう。
正しいプロセスさえ守っていれば習慣を変えるのはそれほど難しくありません。
以上、よく言われることですが、意識していないと忘れがちなことばかりではありますね。目標をたてたり、生活の新しい仕組みを作ろうとしている人はチェックリスト的に活用してみてくださいな。
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あと、Standordのこの機関、なにやら楽しそうですね。習慣の変化と技術を融合させて何ができるか、を研究しているようです。気になる人はこちらからどうぞ。