ユーザーがどこを見ているか、その視線を追うことができるアイトラッキングシステムですが、それを使った実験の結果がまとめられていました。ウェブを作る際にどこに気をつければ良いかがわかって参考になりますね。
12のポイントがありますので早速超訳してみます。
- タイトルは写真よりも注目される
- タイトルの最初の数単語がさらりと見られる
- リストがあったら左側だけ見る
- 1秒で興味を引くこと!
- 小さい文字はよく読まれる
- トップナビゲーションが一番良い
- パラグラフは短い方が読まれる
- 要約はよく読まれる
- 広告は左上がベスト
- 人気コンテンツ近くの広告はよく見られる
- 画像広告よりもテキスト広告
- マルチメディアコンテンツはよく知られていないものに有効
写真が一番目立つかとおもいきや、本文中の写真よりも左上のタイトルをまずは見る人が多かったそうです。
タイトルは長くでもいいですが、最初の数単語に注意しないとだめ、とのこと(これは英語、日本語の違いがありそうですが)。
タイトルの一覧があった場合、見られるのは左側の数単語だけだそうです。
タイトルが見られているのは1秒。そこが勝負です。
小さいと注意して読まないといけないからですね。逆に大きなフォントは斜め読みされます。
ただ、全部の文字を小さくすればいいとかそういうことではないので、ここぞ、というときに意識しておきましょう、ということですな。
横にあるメニューよりもトップにあるメニューの方がよく見られるそうです。トップメニューの方に大事なものを入れろってことですかね。
これは当然ですかね。長文はパラグラフに分けましょうね。
本文の前に要約がまとまっている記事がありますが、それはよく読まれるそうです。ニュースサイトなんかでは大事ですね。また最初のパラグラフに気を使う、ということでもありますね。
これはまぁ、常識かな。
これも常識。
これもすでに常識といっていいのでは。
動画や音声などのマルチメディアコンテンツはよく知られていない概念の説明に有効だそうです。そうかも。
言われてみれば当たり前かもしれないものばかりでしたが、5番とか12番には気をつけたいと思いました。こうした研究を参考にしながら賢くコンテンツを配置したいところですね。
いつもながら超訳したのでより詳しくは原文をどうぞ。
» Eye tracking study reveals 12 website tactics
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