無拍子打ちを喰らったことがある、というお話

SPONSORED LINK

Pocket

2013-04-11 23.56.12

「まずは普通の突きから。よけてみてくださいね」

「はい」

(シュッ!)(パシッ!)

「どんなに速くても反応はできますよね。では次、行きますね」

(・・・・ドンッ!)

「・・・え?」

だいぶ前のことではありますが、古武術研究科の甲野先生の勉強会に参加したことがあります。

その勉強会で、いわゆる「無拍子打ち」を喰らってびっくりしたことを、『古武術で蘇えるカラダ』を読んでいて思い出しました。

格闘技マンガなどで良く出てくる無拍子打ちですが、まさか実在するとは、と驚いた記憶があります(自分が喰らったのが厳密にそうかはわかりませんが、「反応できない突き」であったのは間違いない)。

いわゆる「予備動作がない突き」なのですが、「え?」と思った瞬間には普通にパンチを食らっていました。これがナイフだったら死んでましたよ、本当に・・・。

あまりに不思議だったので「も、もう一回!」と計3回ぐらい打ってもらいましたがまったく反応できません。他の人が受けているのを横でみていると「いや、普通に打ってるだけでしょ?」と思うのですが、対峙してみると全然動きが読めないのです。

■ ムチではなくて魚群

甲野先生いわく、「人は見たことがない動きを認識できない」とのこと。たとえば鉄棒をみたことのない人に逆上がりを見せると、「鉄棒にぶらさがって、次の瞬間降りていた」と思ってしまうそうです。

それと同じで、この「無拍子打ち」も、腰から肩、肩から腕へ、といった力の動きではなくて、身体の全体を一気に動かす動き(概念的にはわかるけど、出来る気がしない)をすれば相手に認識されることはない、という理屈らしいです。

よく甲野先生は「西洋スポーツ的なねじったり、うねったりする動きはムチのようで、威力はあるけど予測がしやすい。一方、古武術の動きは魚群が一気に向きを変えるようなもので推測しにくい」とおっしゃっています。

その他にも勉強会では「おぶっていた人が急に重くなる」とか「竹刀がすり抜けて小手を打たれる」とか不思議体験をいろいろさせていただきました(こう言うと怪しいですが、理屈的に納得できる説明もしてもらいました。詳しくは本書参照)。

そうした体験があるので、甲野先生の本はよく読みます。

今回読んだ本も図解やわかりやすいたとえ話ががたくさんあって勉強になりました。基本的には武術に使えるさまざまな動きを紹介している本ですが、もっと実生活に使える技を紹介した本も別にありますので興味がある方は是非どうぞ。

あ、ちなみに以前紹介したこちらの技(?)も古武術の動きを参考にしたもの。日常生活でとても役に立っています。

NewImage

» 疲れることなく、いつもより3倍速く歩く方法(多分・・・) | IDEA*IDEA

というわけで今回読んだのはこちら。

こちらはもっと実践的。

4396315686
古武術で毎日がラクラク! 疲れない、ケガをしない「体の使い方」 (祥伝社黄金文庫)
荻野アンナ  甲野善紀(監修)、甲野善紀、sino 祥伝社

考え方としてはこちらもおすすめ。

4101326517
身体から革命を起こす (新潮文庫)
甲野 善紀、、甲野 善紀のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら、田中 聡、、田中 聡のAmazon著者ページを見る、検索結果、著者セントラルはこちら 新潮社

そういえば甲野先生のことを知ったのは次のVHSでしたねぇ・・・。2万円に値上がりしていますね・・・。

4890840680
バスケットボール革命 (
日本文化出版 (2003/03)

ツイッターもやっています!

SPONSORED LINK

  • Trackback are closed
  • Comments (0)
  1. No comments yet.