【書評】 ほぼ日刊イトイ新聞の本

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2013-04-11 23.56.24

いわゆる「ほぼ日」の創業物語ですかね。

2004年刊行の本ですが、ふと思いついて読んでみました。インパクとか懐かしすぎる話題に「あったなー苦笑」とかひとりごちつつ、イトイさんが試行錯誤しながら、自分が作りたいメディアを作り上げていく過程をエッセイ風に楽しむことができました。

「ほぼ日」、メディアとして実にユニークですよね。

広告収入に頼らない、手帳や土鍋などのヒット商品をばんばん生み出す、トップページの「今日のダーリン」にはアーカイブがない、などなど・・・。イトイさんの個性もあるでしょうが、しがらみを感じさせない、我が道をゆく、的な雰囲気に惹かれます。

本書ではサイト立ち上げにまつわるさまざまなエピソードや、イトイさんのネットメディアに対する考え方に触れることができますが、個人的にぐっと来たのがガンを宣告されてからインターネットに触れたおじいさんのお話です。

このおじいさん、自らを「癌爺です、ハイ」と呼ぶセンスの持ち主なのですが、ネットと出会ってそのおもしろさに気づき、余命わずかながらも思い切り人生を楽しむことにします。

メールを使うようになって家族に毎日「親戚新聞」を送るようになったり、イトイさんのホームページを見つけてメールをしたらイトイさん本人から返信があって、その「親戚新聞」がほぼ日の読者に知れ渡るようになったりと、なんだかとてもインターネット的です。いままでまったくもって不可能だったことが、ふと可能になってしまう、という意味で。

ほぼ日は創刊当初から「ネットに詳しくない人」に向けて発信していますが、そうしたシーンでこそ、こうしたインターネット的な出来事が起こるような気もします。そうだよな、ネット始めたときは楽しかったよな、といった気分に浸れた素敵な本でした。

ブログを長年運営していると惰性でだらだらと更新してしまうこともよくありますが、ネットの可能性を信じてもっと新しいこともやりたいなぁ、と改めて思ったり。というかそろそろサイトのリニューアルもしたいところですねぇ・・・。

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ほぼ日刊イトイ新聞の本 (講談社文庫)
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