【書評】 たった独りの引き揚げ隊

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またしてもHONZから衝動買い。いつもながら「これが実話かぁ・・・」とため息が出てしまいましたよ。人間って素晴らしいですな・・・。

ときは1945年。戦争から逃れて、満州から日本へ帰ろうとする10歳のビクトル少年の物語です(ちなみにビクトル少年はその後、最強のサンボ選手になります。YouTubeにたくさん動画あがってたw)。

» ビクトル古賀 – YouTube

戦時中の実話なのでもちろん人は殺されるわ、死体の山は出てくるわで、実際そこにいたら震え上がってしまうような光景だと思うのですが、ビクトル少年は子供らしい明るさでずんずん目的地に向かって歩を進めます。

そして道中、彼を救ったのは小さいころから受けたコサックの教育です。

「耳をすませば川のある方向がわかる」「この水はだめ、この水はOK」「獣がいかに恐ろしいか、どうやったら回避できるか」といった大人顔負けのサバイバル術がこれでもか、と紹介されていて(使う機会はなかなかないでしょうが)勉強になります。

個人的にぐっと来たのは彼が言った次の言葉。

「いろいろあったよ。でもそこでがっくりしたら生きてなんていけないよ。深呼吸してにっこり笑って、もう一度最初からさ。」

先行き不透明な今日このごろですが、生きる元気が出る一冊かと思います。

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» たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く

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