【書評】 銀二貫(すごく良かった)

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ひさしぶりに時代小説を読了。

何の事前知識もなく読んだのですが、とてつもなく良かったです。なんとも美しくて暖かい人情物語でしたよ・・・。

たまに「日本人でよかったなぁ」と思う瞬間がありますが、この本を読んでいるあいだも「うんうん(涙目)」とうなづきながら・・・いや、年をとったかw。

冒頭はいきなりの血なまぐさい展開から始まるのでどうなることやら、と思ったのですが、これはあれですね、義理人情をからめた商売物語だと気が付きました。

タイトルである「銀二貫」はその時代でいうところの「大金」なわけですが、その銀二貫がつないでいく連鎖がなんとも運命的で、小説的に実によく出来ています(読ませる、ということですな)。そしてその連鎖の根底には、大金に惑わされることなく、自分が信じる「正しいこと」にそのお金を使っていこう、という信念が見え隠れしていて、読みながら実に爽快な気分にひたることができます。

時代は違えど、商売をするならこういう風にまっすぐ力強く進みたいものだ、とあらためて思いましたよっと。かなりおすすめです。よろしければ。

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» 銀二貫 (幻冬舎時代小説文庫)

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