【書評】 サイバーエージェント流 成長するしかけ

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サイバーエージェントの人事の方が書かれた、同社の「成長するしかけ作り」の本ですよ。サイバーエージェントというとなにやら華やかなイメージがありますがw、組織として成果をあげるためにどういった考え方で、どういった制度を導入しているかが実に生々しく紹介されています。

正直、なんとなく読み始めたのですが、ユニークな社内制度の数々とその広め方(← とっても大事)には思わずうなってしまいましたよ。社内を活性化するための仕組み作りに悩まれている方は必読かと思います。

なお、せっかくなので同社が導入している「仕組み」をいくつか紹介してみましょう。

■ 21世紀を代表する会社に!

同社のビジョンは「21世紀を代表する会社になること」。このビジョンを掲げるまでにさまざまな紆余曲折があったらしいのですが、今はこれ一本にしぼって社内の意識を統一しているそうです。

また、個人的になるほど、と思ったのは「ビジョンに数字を入れない」というポイントです。「売上○円、従業員数○人、としてしまうとそこで成長が止まってしまう」からそうしていないそうです。

もちろん中間マネジメント層では厳しく数値目標を掲げていますが、会社としてはどこまでも成長していくぞ!という気概が感じられて素晴らしいと思いましたよ。

■ 社員に自慢してもらうには?

同社には「マキシム」という社訓のようなものをまとめた冊子があるのですが、これがデザイン的に凝っていておしゃれな感じです。社訓といったものは浸透させるのに苦労しますが、「社員が自慢できるようなものを」と考え抜いてデザインしたところ、うまくいったそうです。

個人的に「デザインの力」というものを最近痛感することが多いのですが、「社員が自慢できる」というのは良い考え方の軸ですよね。

■ 社員の共通項を増やす

一時期、同社では離職率の高さに悩んでいたそうです。せっかく入ってもらった社員に定着してもらうにはどうしたらいいか。そのために「社員の共通項をなるべく増やす」を目標にかかげ、さまざまな施策を打っているようです。

懇親会の補助や部活動、社内専用ホームページをはじめ、同社ならではの「ブログを使って社内コミュニケーションを活性化する」といったものも実践されているようですよ。

こうした施策をされている企業も多いと思いますが、社内専用ホームページのコンテンツも紹介されていて、とても参考になるかと思います。

■ 顔写真付きの書類

本書を読んでいると、「書類は顔写真付きで」というシーンが数多く登場します。社内のビジネスプランコンテストも顔写真付きで提出することにより、「あ、朝よく見るあの人が書いたのか」「あぁ、あの人はこう考えるのか」ということがわかり、役員間で「顔と名前の一致」が行われるそうです。

たしかに無機質な書類よりも「誰が書いたのか」がぱっとわかるほうが長期的に組織の活性化に役立ちそうですよね。

以上、ざっと気になったポイントを紹介してきました。まだまだ他にも参考になる制度がたくさんあるので、組織づくりに興味がある方は是非読まれるとよろしいかと思います。

サイバーエージェントに勤めている(&勤めていた)友人も多くいますが、みんな美男美女エネルギッシュで良い感じですよね。その秘密の一端を垣間見ることができたような気がします。

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