【Tech Founders Japan】 Foodspottingから学ぶユーザーエクスペリエンス設計の勘所
- June 15th, 2010
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さて昨日はクックパッドさんでTech Founders Japanなるイベントを開催しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!
さて、そのイベントの第一部、FoodspottingのAlexaさんのプレゼンが非常に興味深かったので、個人的にぐっときたところをまとめてみますよ。
もともとAdaptivePath(ユーザーエクスペリエンスのコンサルティング会社)にいたAlexaさんだけに、どういったことをすればユーザー体験を設計できるのか、というお話が特にためになりました。
彼女のスライドはSlideshareにもあがっているのでこちらもあわせてどうぞ。
ではポイントだけざざっと。
- 共同創業者を探すのが大変だった。結局6ヶ月もかかってしまった。でもこの期間に他の人とアイデアをシェアしてフィードバックをもらうことができたので、今考えるととても価値のある6ヶ月だった。
- ARがどうとか、技術がどうとか、ではなくて「これは何を解決するのか?」という問いが大事。
- スタートアップで問題になるのは「意思決定のベースがあいまい」なこと。そうでないと終わらない議論が延々と繰り返されることになる。一つのやり方として製品のガイドラインを作ってみましょう。この製品が他とどう違うのか、というリストです。これがあることで意思決定がしやすくなることもあります。
- UXを設計するための一つの方法はインタビューです。ここで聞くのは「その人がどんな問題を抱えているのか」です。それを見つけるために、ある行動に関する「タイムライン」を書いてもらう、というのも有用です。
- アイデアをふくらませたいときは「ごっこ遊び」も有用です。棒をもって剣だと思い込んで遊んだように、適当なものを持ってきて「これが未来のケータイだ!」と遊んでみれば新しい発想が生まれてくる時もあります。
- あなたの製品が実現したときに何が起こるか想像してみましょう。あなたの製品がTechcrunchに載ったと想定してその記事を書いてみましょう。
- アイデアができたらそれをたくさんの人とシェアしましょう。Foodspottingに関しては、それがどんな問題を解決するのかを1枚の紙にまとめて他の人に見せまくりました。
- 「Foodspottingって何?」とたくさん人に聞いてもらいましょう。その答えをきいて人が「なーるほど!」と言ってくれればそれが正解です。
- ユーザーの視点を忘れないためには「この製品が好きな理由は~」に続く文章を考えるのが良いでしょう。
- 最初のリリースでは小さくてもコアとなる全てのエクスペリエンスが揃っていないと意味がありません。最終的にケーキを作るのだったら、最初のリリースはスポンジではなくてカップケーキなのです。それ自体が楽しいものでないと意味がないです。
以上、ざざっとまとめてみましたよ。
何かを作っているとどうしても機能やら技術やらにつっぱしりがちなので、こうした視点は大事にしたいですね。他の起業家にもこういうことを聞いてみたいですね…。
それからFoodspottingは日本語でも展開していく予定らしいので興味のある方は是非どうぞ。日本語版のiPhoneアプリもすでに出ていますよ。


Foodspotting iPhone appの日本語版は今日リリース!ここからダウンロード:http://itunes.apple.com/jp/app/foodspotting-japan/id376712086?mt=8